ANAの上級会員であるブロンズ、プラチナ、ダイアモンド、SFC会員には通常会員にはないさまざまな特典があります。
ANA上級会員の詳細については、こちらの記事で詳しく解説しています。
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そんなANA上級会員の特典の中でも、海外出張にとって特に嬉しいのが、ラウンジ・プレエコ座席指定・フライトボーナスマイルの3つであるとPabloは思っています。
この記事では、その3つのうちのフライトボーナスマイルについて、どれだけ威力があるのかを、Pablo自身が2017年に獲得したフライトボーナスマイル数を紹介する事で、具体的に紹介して行きます。
ラウンジ利用の様子は、以下のカテゴリーの通り何度かお伝えしています。
ラウンジ カテゴリーの記事一覧 - pablomile.com
また、プレミアムエコノミーの座席指定に関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。
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それでは、行ってみましょう。
ANAフライトボーナスマイルとは
フライトボーナスマイルマイルとは、搭乗区間のフライトマイルに加えてボーナスとして加算されるマイルの事です。
例えば、成田⇒ニューヨーク間のフライトマイルが6,723の時、フライトボーナスマイルはこのフライトマイルに対して〇〇%分のマイルがボーナスとして追加でもらえます。
このフライトボーナスマイル付与率は、ANAマイレージクラブ会員のステータスや保有ANAカードによって変動します。
ANAフライトボーナスマイル 付与率
※SFC=スーパーフライヤーズカード
※ブロンズ会員でANAカードプレミアムを保有している場合は、付与率の高いプレミアムカードの50%が適用される
ご覧のように、まずは上級会員ステータスがあるかどうかに分かれます。
上級会員ステータスがないAMC一般会員の場合は、入会しているANAカードの種類によって、そのフライトボーナスマイル付与率が変わります。
保有ANAカード別フライトボーナスマイル一覧
上表の通り、一般カードなら10%、ゴールドカードなら25%、カードプレミアムなら50%のフライトボーナスマイルを獲得することができます。
ANA上級会員ステイタス別フライトボーナスマイル一覧
次に、ANA上級会員ステータス別フライトボーナスマイルです。
ご覧頂ければ分かる通り、上級会員ステータスがあるかないかで、フライトボーナスマイルの付与率が大きく違ってきます。特にプラチナ会員以上が破格です。
フライトボーナスマイルの最大付与率は、ダイアモンド会員(継続2年以上)x ANAゴールドカード会員の130%です。
130%ですよ!?
例えば、前項の例であげた成田-ニューヨークの場合、搭乗区間のフライトマイルが6,723マイルの時、フライトボーナスマイルは8,739マイル(6,723 x 130%)となり、合計獲得マイル数は15,462マイルとなります。
計算上では当たり前ですが、ベースとなるフライトマイルより多いフライトボーナスマイルを獲得できるのです。
この場合、同じ便・同じ座席クラス・同じ予約クラスでも、フライトボーナスマイルがあるかないかで、8,739マイルも違ってくるのです。
このように、上級会員になれば、雪だるま式にマイルが増えていくという仕組みになっています。
特に海外出張者が、それなりの頻度、年に数回の海外出張をする場合、この違いの積み重ねが非常に大きいものになってきます。
先ほど挙げた、成田-ニューヨークの例は、あくまでも片道分です。
これが往復になると、違いは17,478マイルとなり、2往復になるとその違いは34,956マイルにもなります。
恐ろしい差ですよね。
ANA上級会員ステイタス(プレミアムメンバー)はユナイテッド航空利用時にもフライトボーナスマイルがもらえる!
ちなみに、ANA上級会員はユナイテッド航空利用時にも、付与率は違いますが、このフライトボーナスマイルを獲得することができます。
詳細は以下の記事をご参照ください。
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【具体例】 2017年1年間でPabloが獲得したフライトボーナスマイル
では、具体例に参りましょう!
海外出張者Pabloが、今年2017年1年間で獲得した総獲得フライトマイル数とその内訳を紹介し、いかにフライトボーナスマイルの威力が凄まじいかを紹介します。
まずは、前提としての、Pabloのフライトボーナスマイル付与率です。
Pabloの上級会員ステータスはプラチナ(継続2年以上)で、ANAゴールドカードを有していますので、フライトボーナスマイル付与率は上表の通り105%です。(ちなみに1月~3月までは、プラチナ1年目であったため95%)
また、ユナイテッド航空利用時にも100%のフライトボーナスマイルを獲得できます。
これらをベースに、2017年に獲得したフライトマイル数とその内訳は以下の通りです。発表します。
※27以降は未搭乗ですが、発券しているため、見込値で算出。
こうやってみると36回も飛行機に乗っていることに、まず驚きます。
なかなかクレイジーですね。はい。
上表をご覧頂くとわかるように2017年に獲得した合計フライトマイル数の内、なんと約47%の75,331マイルがフライトボーナスマイルでした。
このフライトボーナスマイルの合計、ヤバくないですか?
あるかないかで、これだけのマイル数が違ってくるのです。
ない場合は36回フライトして、たった86,460マイルしか獲得できませんが、ある場合は161,791マイルも獲得する事ができます。
この年間フライトボーナスマイル数だけで、ハワイビジネスクラス特典航空券におつりが来ます。
この違いは、本当に凄いです。
海外出張をよくされる人は是非とも上級会員資格をとっておきたいところです。
特に、前述したようにプラチナ会員から特典が大きくなります。
フライトボーナスマイルに関してはいえば、搭乗フライトマイルがそのまま分、つまり合計で言えば約2倍のマイルを獲得できるようになるのです。
ANA上級会員になるための条件は以下の記事で紹介しています。
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海外出張が多い人は是非ともANA上級会員になっておきたいところですね。
まとめ
ANAプラチナ会員以上の上級会員のフライトボーナスマイルで、年間合計獲得マイル数が約2倍になる!
以前にも言いましたが、海外出張者がその苦労に対して明確に報われるものがあるとしたら、それは獲得できるマイルです。(給料は通常業務分と変わらず。)
Pabloは、出張で疲れて帰国した際、そのあとにマイルが増えている様子を見るとその疲れも吹き飛びます。
ニヤニヤします。
預金通帳を見て喜びを感じる感覚と似ています。
そのマイルは、もちろん多くもらえるほど嬉しいものです。
みなさんも、是非とも上級会員資格を獲得して、フライトボーナスマイルをたくさん獲得しましょう。
海外出張者がANA上級会員資格を効率よく獲得するために必要なエコノミークラスの予約クラスに関してはこちらをご参照ください。
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なお、2018年1年間に獲得したANAフライトボーナスマイルに関しては以下の記事で紹介しています。
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頑張ろう!
世界で戦う日本のビジネスマン・ビジネスウーマン!!
そして、頑張った証としてのマイルをたくさん獲得しよう!