ANAの上級会員であるプレミアムメンバー(ブロンズ・プラチナ・ダイヤモンド・SFC)の大きな特典の1つと言えるのが、フライトボーナスマイルです。
ANAの上級会員であるプレミアムメンバーに関してはこちらをご参照ください。
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2017年の1年間のANAフライトボーナスマイルは、以前の記事で紹介しました。
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2019年に突入して2ヶ月が経とうとしてますが、この記事では、Pabloが2018年1年間に獲得したANAフライトボーナスマイル数を紹介し、ANA上級会員のフライトボーナスマイルがいかに凄まじいかを紹介します。
それでは、行ってみましょう。
- ANAフライトボーナスマイルとは
- ANAフライトボーナスマイル 付与率
- ANA上級会員ステイタスはユナイテッド航空利用時にもフライトボーナスマイルがもらえる!
- 【具体例】 2018年1年間でPabloが獲得したANAフライトボーナスマイル
- まとめ
ANAフライトボーナスマイルとは
ANAフライトボーナスマイルとは、搭乗区間のフライトマイルに加えてボーナスとして加算されるマイルの事です。
例えば、成田⇒ニューヨーク間のフライトマイルが6,723の時、フライトボーナスマイルというのは、このフライトマイルに対して〇〇%分のマイルがボーナスとして追加でもらえるというものです。。
このフライトボーナスマイル付与率は、ANAマイレージクラブ会員のステータスや保有ANAカードによって変動します。
ANAフライトボーナスマイル 付与率
※SFC=スーパーフライヤーズカード
※ブロンズ会員でANAカードプレミアムを保有している場合は、付与率の高いプレミアムカードの50%が適用される
まずはANA上級会員ステータスであるプレミアムメンバーであるかどうかに分かれます。
上級会員ステータスがないANAマイレージクラブ(AMC)一般会員の場合は、入会しているANAカードの種類によって、そのフライトボーナスマイル付与率が変わります。
ご覧頂ければ分かる通り、上級会員ステータスがあるかないかで、フライトボーナスマイルの付与率が大きく違ってきます。特にプラチナ会員以上が破格です。
フライトボーナスマイルの最大付与率は、ダイアモンド会員(継続2年以上)x SFC持ちの130%です。
例えば、成田-ニューヨーク(ブッキングクラスMのエコノミー)の場合、
搭乗区間のフライトマイルが6,723マイルの時、フライトボーナスマイルは8,739マイル(6,723 x 130%)となり、合計獲得マイル数は15,462マイルとなります。
計算上では当たり前ですが、ベースとなるフライトマイルより多いフライトボーナスマイルを獲得できるのです。
たとえば、同じ便・同じ座席クラス・同じ予約クラスでも、フライトボーナスマイルがあるかないかで、8,739マイルも違ってくるのです。
このように、上級会員であるANAプレミアムメンバーになれば、雪だるま式にマイルが増えていくという仕組みになっています。
特に海外出張者が、それなりの頻度、年に数回の海外出張をする場合、この違いの積み重ねが非常に大きいものになってきます。
先ほど挙げた、成田-ニューヨークの例は、あくまでも片道分です。
これが往復になると、違いは17,478マイルとなり、2往復になるとその違いは34,956マイルにもなります。
恐ろしい差ですよね。
ANA上級会員ステイタスはユナイテッド航空利用時にもフライトボーナスマイルがもらえる!
ちなみに、ANA上級会員はユナイテッド航空利用時にも、付与率は違いますが、このフライトボーナスマイルを獲得することができます。
詳細は以下の記事をご参照ください。
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【具体例】 2018年1年間でPabloが獲得したANAフライトボーナスマイル
では、具体例に参りましょう!
海外出張者Pabloが、今年2018年1年間で獲得した総獲得フライトマイル数とその内訳を紹介し、いかにフライトボーナスマイルの威力が凄まじいかを紹介します。
まずは、前提としての、Pabloのフライトボーナスマイル付与率ですが・・・
Pabloの会員ステータスはダイヤモンド1年目で、SFCを有していますので、フライトボーナスマイル付与率は上表の通り120%です。
これらをベースに、2018年1年間に獲得したフライトマイル数とその内訳は以下の通りです。
2018年1年間でANA有償フライトを25回も利用しているんですね。
2018年は、もうちょっと少ないと思いましたが・・・
2017年の1年間と比較すると・・・
2017年末にダイヤモンド修行をしたのに対して2018年は修行をしなかったため、搭乗回数は約10回ほど減っています。
それに関連して、2018年のフライトマイル・フライトボーナスマイル・合計フライトマイルもそれぞれ減っています。
特筆すべきは、フライトボーナスマイルの割合が2018年の方が2017年と比較して8%程高くなっていることです。。
これは、保有ステータスと利用航空会社に違いがあるからです。
2018 | 2017 | |
ステータス | ダイヤモンド | プラチナ |
利用航空会社 | ANA, UAのみ | ANA, UA, ルフトハンザ |
ご覧のように、ステータスは2017年がプラチナだったのに対して、2018年はダイヤモンド会員でした。先述の通り、このステータスの違いによって、フライトボーナスマイルの付与率が変わるため、フライトボーナスマイルの割合も変化しました。
また、2018年はANA便とユナイテッド航空に意識的に固めました。
理由は、こちらも先述の通り、ユナイテッド航空を利用した場合は、ANAの上級会員はフライトボーナスマイルを獲得することができるからです。
2017年に利用したルフトハンザ航空では、フライトボーナスマイルが一切獲得できません。この大きな違いを意識した2018年はフライトボーナスマイルの割合が増えています。
例えば、ブラジルに赴く際、これまではスターアライアンス世界一周割引運賃を活用して、ルフトハンザ等も利用していましたが、フライトボーナスマイルを獲得することを考慮すると、アメリカ経由でユナイテッド航空を利用してブラジルを往復する方が総獲得フライトマイル数が多くなるのです。
スターアライアンス世界一周割引運賃についてはこちらの記事をご参照ください。
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また、ブラジルへ行く3つのルートは以下で紹介しています。
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以上のように、2018年はダイヤモンドステータスとANA便・ユナイテッド航空便を最大限活用して、1年間で73,574マイルものフライトボーナスマイルを獲得することができました。
このフライトボーナスマイルだけで、ビジネスクラスでハワイを往復できます。
なかなか、凄まじい破壊力ですw
まとめ
●2018年総獲得フライトマイルのうち、約55%がフライトボーナースマイルが占めた
●2018年の合計フライトボーナスマイル数で、ビジネスクラスでハワイ往復できる
特に長距離路線にたくさん登場するPabloはこのフライトボーナスマイルを以下に効率よく獲得するかで、総獲得マイル数が大きく変わってきます。
ユナイテッド航空に乗りたいかどうかは別としても、フライトボーナスマイルがもらえるというだけで、利用する価値は上がると思います。
今年2019年もこのフライトボーナスマイルを意識して、フライトプランを組んで、大量フライトボーナスマイルを獲得します!