陸マイラーやポイントサイトを利用する人にとって、大量ポイントを獲得するためにはFX案件は避けて通れません。
そんなFX案件の中でも、初心者にとって鬼門になる案件の一つが『ひまわり証券FX』です。
「FXにはリスクがあります」
そんな言葉が身に染みてわかりました。
そんな試練をくぐり抜けたPabloが、『ひまわり証券FX』100万通貨取引案件のリスクを伝えるべく、初心者におすすめしない2つの理由を体験談を交えて紹介します。
行ってみましょう。
- ポイントサイト案件「ひまわり証券FX」100万通貨取引をおすすめしない2つの理由
- FX超基本知識の紹介
- <激闘記>FX初心者Pabloのひまわり証券FX 100万通貨取引
- それでも、ひまわり証券FX案件に挑戦したいチャレンジャーなあなた様へ
- まとめ
ポイントサイト案件「ひまわり証券FX」100万通貨取引をおすすめしない2つの理由
FX初心者にひまわり証券FXをおすすめしないのは、以下の2つの理由からです。
- スプレッドが1銭であること
- ポイント獲得条件が「新規建玉100万通貨以上の取引」
ちなみに、ひまわり証券案件のポイント獲得条件は以下の通りでした。
- 口座開設
- 新規建玉100万通貨以上の取引(申し込み後60日以内)
大前提として、Pabloは陸マイラーですので、マイルの原資としてのポイント獲得が目的です。
すなわち、FX取引自体で利益を出すつもりは毛頭なく、できるだけ損失を少なくポイント獲得条件をクリアすることが大切です。
そういった意味で、おすすめしない理由を2つ挙げています。
1. ひまわり証券FXのスプレッドが1銭であること
スプレッドが1銭であると言う事は、FX初心者・陸マイラーにとっては非常に不利となります。
なぜなら、1万通貨の取引を行う場合、スプレッドが1銭という条件では、注文を入れた瞬間マイナス100円からスタートしてしまうからです。
スプレッドが1銭あるということは、「買い」と「売り」の間に1銭の開きがあると言う事です。
即時決済をし、値段に変化がないと仮定した場合、100円の損失となります。
買った値段から運良く1銭上がって、ようやくプラスマイナス0円となります。
要するに、スプレッド1銭というのが、非常にネックになります。
以下のいわゆるFX御三家のスプレッドは、0.3銭~0.4銭です。
FX案件御三家
- DMM FX
- SBI FXトレード
- 外為ジャパン FX
これらは、即時決済しても、30円~40円の損失で済みます。
そう考えると、1銭というスプレッドは厳しい条件であると言えます。
さらに、それに追い打ちをかけるポイント獲得条件があります。
それが2つ目の理由です。
2. ポイントサイトのポイント獲得条件が「新規建玉100万通貨以上の取引」
ポイント獲得条件にある「新規建玉100万通貨以上の取引」というがまた非常に厄介です。
新規建玉100万通貨ということは、1万通貨での新規注文を100回しなければならないと言う事です。
言い換えれば、その分決済も随時していかなければなりません。
つまり、1万通貨の注文・決済を100セット行う必要があると言う事です。
買い注文 → 売り決済 で100セット繰り返し行う際、「買い注文」を100回というのがポイント獲得条件の「新規建玉100万通貨」になります。
理由1と2のコンボがひまわり証券FXをおすすめしない一番の理由!!!
陸マイラー・ポイント獲得が目的のFX初心者の鉄則、それは即時決済です。
相場を読むことは玄人でも難しいとされています。
それが、素人ならなおさらです。
素人が利益を出そうと欲張って、長く建玉を持っていると損失を大きくしてしまう可能性が高まります。
もちろん、大きな利益を出す場合もありますが、それに賭けるのはまさに「博打」です。
前述しましたが、『できるだけ損失を少なくポイント獲得条件をクリアすること』が大切です。
そのためには、即時決済が鉄則です。
そうすると理由1で述べたように、スプレッドが1銭のため、即時決済で値段に変化がなかった場合の想定損益はマイナス100円となります。
加えて、理由2で述べたように「新規建玉100万通貨以上」がポイント獲得条件のため、100回この「注文→即時決済」を行う必要があります。
つまり、1回マイナス100円の取引を100回行う必要があるのです。
マイナス100円 x 100回 = マイナス10,000円
すなわち、この条件下で「注文→即時決済」を100回行った場合の総想定損益は、マイナス10,000円となります。
12,500円分のポイントを10,000円で買うという形になってしまいます。
バイマイル(Buy Mile)という意味では、悪くはないかもしれませんが決して本意ではありません。
これがFX初心者にひまわり証券FX「100万通貨取引」案件をおすすめしない理由です。
FX超基本知識の紹介
Pablo自身のひまわり証券FXの激闘記を紹介す前に、FXの超基本的な用語だけ説明しておきます。
専門用語がいくつか出てきますのでそれだけでも。
ただし、FX初心者Pabloが紹介してますので、知識の裏取りはお願いします。
すでに知識をお持ちの方はこの章をスキップしてください。
スプレッドとは
FXには「買い値」と「売り値」の2つの値段があり、その差を「スプレッド」といいます。
言いかえれば、全くの同タイミングでの取引で「買い値」と「売り値」の間に値段差があるという事です。
注文・決済の流れ
"買ったモノを売って、1決済" "売ったモノを買って、1決済"という流れです。
新規注文を「新規建玉」といいます。
通貨とは
通貨というのは、"取引量"を指します。
表示されている100.00円を買うという行為を"1通貨"の取引と言います。
残念ながら、1通貨だけ取引できるFXというのはありません。
最低取引量が、"1万通貨"とされていることが多いです。
100.00円の注文を1万するわけですから、
100.00 x 1万 = 100.00万円の取引となります。
しかし、100万円という大金だと取引される人間が限られるため、レバレッジというものがあります。
レバレッジとは
ひまわり証券の場合は、25倍のレバレッジ付きの取引となります。
つまり、1万通貨、例えば100.00万円の取引をする場合、
100.00万 ÷ 25(25倍のレバレッジ)= 40,000 円が必要になります。
これを証拠金と言います。
レバレッジは、証拠金の25倍の金額の取引まで行えるようにする仕組みです。
これにより、小さな資本金でも大きな取引が出来るようになります。
このレバレッジがあれば、小さな利益でもその25倍の利益を生むことができ、
逆に小さな損失でも25倍の損失になるリスクをはらんでいます。
このレバレッジが、FXがハイリスクハイリターンと言われる所以です。
FXの超基本的な仕組み。どうなったらプラスになり、マイナスになるの?
【買い注文から入った場合】
上記の通り、買った金額より高く売ればプラスに、低く売ればマイナスになります。
具体的には、
100.00円で購入したものを100.01円で売れば、0.01円のプラスが出ますよね。
逆に、100.00で購入したものを99.99円で売れば、0.01円のマイナスが出ます。
【逆に売り注文から入った場合】
上記の通り、売った金額より高く買えばマイナスに、低く買えばプラスになります。
具体的には、
100.00円で売ったものを100.01円で買えば、0.01円のマイナスが出ますよね。
逆に、100.00で売ったものを99.99円で買えば、0.01円のプラスが出ます。
<激闘記>FX初心者Pabloのひまわり証券FX 100万通貨取引
さて、ではここから実際にFX初心者Pablo自身のひまわり証券FX 100万通貨案件激闘記を紹介します。
PabloのFX経験値
Pabloは、この『ひまわり証券FX』に着手する前に、いわゆるFX案件御三家を終えておりました。
FX案件御三家
- DMM FX
- SBI FXトレード
- 外為ジャパン FX
上記御三家はポイント獲得条件も非常に易しく、ポイントも高いため初心者入門的案件とされています。
この御三家だけで条件が良い時であれば、約50,000円分のポイントを獲得する事ができます。
ちなみに、御三家案件を実施するまでPabloはFXというものをやった事がありませんでした。
いわゆるFX初心者です。
ひまわり証券FXとの出会い
御三家の案件を終えて大量ポイントを獲得していい気になっていたFX初心者Pabloは、次なるFX案件を探していました。
私がやろうと思ったときは、ポイントサイトハピタスの『みんなdeポイント』の案件に、このひまわり証券FXが好条件で掲載されていました。
ハピタス『みんなdeポイント』とは、
みんなdeポイントは、ネット上の人気サービスや人気商品を期間・参加人数限定で大幅ポイント還元される新しいお得なサービスです。
つまり、期間限定・人数限定で高ポイント案件が取り扱われるサービスです。
この時のみんなdeポイントにおけるこの案件の獲得ポイント数は、なんと12,500円分でした。
この案件は平均して10,000円分のポイントに届かない9,000円分くらいで掲載されている事が多いので、上条件は破格と言えるでしょう。
ちなみにこれまでPabloが目にしたひまわり証券FXの最高ポイントは、16,000円分でした。
高ポイントにつられて、手を出した典型でした。
Pabloの実際の取引結果
それでは、実際にPabloが行なったひまわり証券FXの取引結果を発表します。
- 総取引数 : 106 新規建玉 & 決済
- 総取引日数 : 26日
- 最終損益 : マイナス4,645円
総取引数は、万が一を考えて6取引き余分に行い、計106です。
注目して頂きたいのが、総取引日数です。
FX取引が行われていない土日が含まれていたり、実際に取引を行なっていない日にちも含まれてしますが、最初の取引から最後の決済までに要した期間が26日かかりました。
最終損益は、運よくマイナス4,625円で終える事ができました。
100,000円入金し、口座残高が95,355ですので、マイナス4,625円です。
Pabloがひまわり証券FXに大苦戦し、26日も費やしてしまうはめになった要因
なぜ、Pabloがこれほど大苦戦し26日間も費やしてしまうはめになったのか。
それは、Pabloが素人のくせに欲をかいてしまったからです。
少しでも、損を減らそうと想定損失のマイナス100円より損失が多いと基本的に決済しませんでした。
先述しましたが、素人がポイント目当てにFX案件を行う場合、即時決済が鉄則です。
しかしながら、損失が「もう少し減るまで」「もう少し減るまで」と粘ってしまっていました。
ひまわり証券FX案件Pablo最大の危機 前段
今回Pabloは100万通貨というミッションをできるだけ早く片付けるべく、100,000円を入金して2つの取引を同時にできる体制を整えていました。
序盤の取引時に、「売り」の新規建玉を2つ同時に行いました。
これは、冷静に考えるとリスクマネージメントとしては最低で、博打要素を強めてしまっていました。
2つ同時に取引を行う場合、リスクを最低限にしたければ「売り」と「買い」をそれぞれ1つずつ新規建玉を行うべきです。
どういうことか、以下で図解します。
【ケース 1】
売り値 100.00円、買い値100.01円の時に「売り注文」「買い注文」をそれぞれ同時に行った場合、
当然保有しているのは、100.00円の「売り建玉」と100.01円の「買い建玉」となります。
市場値が0.1円上下した場合の損益を見てみます。
(a)市場値が0.1円上がった場合
上図の通り、買い建玉を売る方はプラス900円、売り建玉を買う方はマイナス1,100円となり、合計の損益はマイナス200円となります。
(b)市場値が0.1円下がった場合
上図の通り、買い建玉を売る方はマイナス1,100円、売り建玉を買う方はプラス900円となり、合計の損益はマイナス200円となります。
(a)と(b)の合計損益はともに、マイナス200円でその差はありません。
つまり、「売り」と「買い」の新規建玉を同時に注文し同時に決済するかぎり、市場値がいくら上下しても総合損益は変わらないという事です。
マイナス200円という損失は必ず出てしまいますが、これ以上損失を出すリスクがないのです。
そういった意味では、ポイント獲得を目的にしている陸マイラーやポイントサイト利用者にとっては低リスクで適している取引方法であるという事ができます。
【ケース2】
売り値 100.00円、100.01円の時に「売り注文」をそれぞれ行った場合、
当然保有しているのは、100.00円の「売り建玉」と100.01円の「売り建玉」となります。
市場値が0.1円上下した場合の損益を見てみます。
(a)市場値が0.1円上がった場合
上図の通り、100.00円の売り建玉を買う方はマイナス900円、100.01円の売り建玉を買う方はマイナス1,100円となり、合計の損益はマイナス2,100円となります。
(b)市場値が0.1円下がった場合
上図の通り、100.00円の売り建玉を買う方はプラス1,000円、100.01円の売り建玉を買う方はプラス900円となり、合計の損益はプラス1,900円となります。
ご覧の通り、(a)の場合の合計損益はマイナス2,100円、(b)の場合の合計損益はプラス1,900円でその差なんと、4,000円も開きがあります。
この開きの大きさが、博打性の高さを示します。
この買い方こそ「ハイリスク・ハイリターン」型と言えます。
市場を読める玄人の人には向いているのかもしれませんが、市場を読めないPabloのような初心者でポイント獲得を目的としている人には向かない方法なのです。
【ケース 1 & 2 まとめ】
ケース1の場合、市場値が変わったとしても損益がプラスになるという事はないが、マイナス200円より損失が大きくなることはありません。
いわば、「ローリスク・ノーリターン」。
ケース2の場合、市場値がどちらかに大きく振れると、利益もしくは損失のどちらかが大きくなります。
いわば、「ハイリスク・ハイリターン」。
案件をこなしポイントを獲得する事を目的にしている場合は、ケース1を選択する方が適していると言えるでしょう。
しかしながら良くわかっていなかったPabloはケース2を実施しまった訳です…
ひまわり証券FX案件Pablo最大の危機 具体的内容
Pabloは市場も読めないくせに、前項ケース2のパターンで買いの新規建玉を2つ発注してしまいました。
その期待とは逆に、市場値はどんどん下がり続けます…
決済のタイミングを失い、ただただ市場値が上がることを願いますが、その間にどんどん損失が膨らんでいきます…
アブラ汗が止まらなくなってきます。
ざわ…ざわ…ざわ…
2つの建玉の合計、損失が約7,000円の付近に到達したとき、悪夢が!
強制決済!!
圧倒的、証拠金不足…
どういう事かと言うと
※分かりやすく説明するため、実際の数値とは異なります。
112.50円の建玉1万通貨分を2つ新規発注した場合、レバレッジ25倍で必要になる証拠金は90,000円です。
口座残高が97,000円のとき、7,000円の損失が出た場合証拠金を維持する事ができません。
つまり、上表の(A)>(B)になってしまう場合、必要証拠金を維持できなくなるため、強制的に持っている建玉を決済されてしまいます。
損失が減るのをただ待っていたら、もの凄い大きい損失の時に決済されてしまったのです。
この2建玉強制決済により、100,000円入れていた口座残高が90,000円を切るまでになってしまいました…
この瞬間、マジで真っ青でした…
ノルマである100万通貨の半分にも満たないタイミングでの-10,000円以上…
正直心が折れました…
100万通貨取引ノルマ後半の巻き返し
ノルマである100万通貨分の新規建玉ですが、上記の悪夢以降は2つの新規建玉を発注できる口座残高がなくなっていたため、ひたすら1馬力で回しました。
途中、神風が何度か吹き、ノルマの残りで6,000円近くのプラスを出すことができ、無事にトータルマイナス4,645円で終える事が出来ました。
これは、ただただ運が良かったとしか言いようがありません。
本当に助かった…
それでも、ひまわり証券FX案件に挑戦したいチャレンジャーなあなた様へ
ひまわり証券FX案件を行う際の鉄則
陸マイラーやポイントサイトユーザーにとって、高ポイント案件というのは興味をそそりますよね。
リスクを承知で本案件に挑戦したいFX初心者の方は、以下を心がけて下さい。
バイマイル(Buy Mile)のつもりで実施する。
これに尽きます。
12,500円相当のポイントを総想定損失10,000円で購入するという事です。
10,000円の損失を想定して申し込めば、何てことはありません。
125%還元です!(無理はありますが…)
具体的な施策は以下の通りです。
即時決済マイナス100円を100回繰り返す!
以上です。
欲を欠くと、実施日数も長引きますし、損失もより大きくなる可能性があります。
マイルを買うんだと思って取り組んで下さい。
ひまわり証券FX案件を行うならこのサイト
バイマイルだと覚悟して実施されるなら、以下の3つのポイントサイトがおすすめです。
- ちょびリッチ
- モッピー
- ハピタス
1. ちょびリッチ
Pabloが激闘した際に最高値を記録していたポイントサイトがこのちょびリッチです。
FX関連に比較的強い印象があります。
ちょびリッチへの登録はこちらからどうぞ。
こちらからの登録で、250円分のポイントがもらえます。
2. モッピー
「どこ得」で高値をを出しているのがこのモッピーです。
ここ最近、非常に勢いのあるポイントサイトです。
登録はこちらからどうぞ。
ここからの登録で、今なら最大1,300円分のポイントを獲得できます。
3. ハピタス
3つ目は、老舗ポイントサイトハピタスです。
現在はこの案件の掲載がありませんが、「みんなdeポイント」で好条件で出てくることもしばしば。
「みんなdeポイント」に掲載されるまで待つのも一つの手です。
ポイントサイトに関してはこちらで詳しく解説しています。
www.pablomile.com
まとめ
伝えたいことが多すぎて、長くなってしまいましたね。
Pabloの基本的なスタンスは、「おすすめしません」です。
FXに慣れていて、損益を良くできる自信がある方はその限りではありません。
また、FX初心者でもバイマイルというスタンスで案件に取り組める人もその限りでは有りません。
スプレッド1銭・100万通貨新規建玉発注という条件のFX案件は、Pabloは2度とやりません!
コリゴリです。
本当に疲れました。
FXの食わず嫌いはもったいないですが、「リスクがある」と認識した上で取り組む必要はあります。