海外で旅をする際、車があると自由度が増します。
というのも、メジャーな都市間は鉄道が通っていますが、車でしか見れない地方の景色も当然あるからです。
ただ、海外で車を運転することにはリスクもあります。
言葉の問題、交通ルールの問題など、事前に理解していなければならないことがあります。
筆者は、2018年6月のイギリス旅行の際に、レンタカーを借りて、車を運転しました。
これが、なかなか素晴らしい体験になりました。
という訳で、この記事では、イギリスでレンタカーを借りてのドライブをおすすめするとともに、イギリスでのレンタカーの借り方や、運転注意点、高速道路の料金、駐車場利用方法などを紹介します。
- イギリスでのレンタカーでのドライブの様子
- イギリスでレンタカーを借りてドライブする事をおすすめする2つの理由
- イギリスでのレンタカーの借り方
- イギリスで運転する上での注意点
- イギリスの高速道路の料金
- イギリスでの駐車場利用方法
- まとめ
イギリスでのレンタカーでのドライブの様子
冒頭で紹介したように、2018年6月のイギリス旅行の際にレンタカーを借りてドライブをしました。
行きたい場所は、Low Newton by the sea、アニック城、そしてグラスゴー。
ということで、滞在していたイギリス・スコットランドのエディンバラからレンタカーで一日ドライブする事に。
そのルートはこちらです。
エディンバラ→Low Newton by the sea→アニック城→グラスゴー→エディンバラ
走行距離にして、約328マイル(527.865キロ)の旅です。
エディンバラから最初の目的地"Low Newton by the sea"までの様子を動画で記録して、早回しロードムービーにしていますので、その様子をよろしければご覧ください。
イギリス特有の雨模様の中、高速道路を通って、海辺の町Low Newton by the seaまでの旅です。後半は、雲が多いながらも晴れ間も見え、素晴らしいドライブでした。
途中2回ほど道を間違えてUターンしています(笑)
レンタカーを借りて車で行ったからこそ見ることができた景色を紹介します。
▼まずは、ドライブの途中で立ち寄ったドライブインです。
▼ドライブの途中でひつじを目撃!
▼目的地の1つLow Newton by the sea。スコットランドの海辺の素敵な田舎町。
▼こっちを睨む牛!!
▼ハリーポッターのロケ地の1つアニック城。
▼グラスゴーの街
1日で長距離を走りましたが、このようにたくさんの素晴らしい景色に出会うことができました!
イギリスでレンタカーを借りてドライブする事をおすすめする2つの理由
海外で車を運転するという事において、イギリスは比較的、我々日本人にとって運転しやすいです。
イギリスでレンタカーを借りてドライブをすることをおすすめする理由は、以下の2つです。
- 右ハンドル左側通行
- イギリスが英語圏である
とてもシンプルな理由ですが、この2つのことで海外でレンタカーを借りて運転するハードルはぐっと下がります。
おすすめする理由 1. 右ハンドル左側通行
1つ目の理由は、イギリスでは右ハンドル車が一般的で、道路は左側通行です。
▼実際に筆者が借りたレンタカー
▼イギリスは左側通行
つまり、日本と同じです。
海外でレンタカーを借りて運転する際の高いハードルは、左ハンドル・右車線という事です。
ハワイを含むアメリカがそうですね。
運転の感覚が全く違うので、運転することが怖くなってしまいます。
しかし、前述の通り、イギリスは日本と全く同じ、右ハンドル左側車線です。
日本と同じ感覚で運転できます。
おすすめする理由 2. イギリスが英語圏である
2つ目の大きな理由が、イギリスが、当たり前ですが、英語圏の国であるという事。
車の運転で、起こりうるのが、事故や警察に職務質問されたりというトラブルです。
日本でなら、問題なく、話しができます。
ただ、例えばスペイン語やポルトガル語しか話せない人が相手だとどうでしょうか?
おそらく詰みます。
しかし、英語なら何とかなる可能性がありますよね。
苦手な人でも、少なくともゆっくり話してもらえば、何とか意思疎通ができる可能性が高いです。
そういった意味で、英語圏でのレンタカードライブのハードルは下がります。
「右ハンドル左側通行」で、かつ、「英語が通じる」という点で、イギリスでのレンタカードライブは、ほかの国でのそれよりも非常にハードルがさがるため、おすすめです!
イギリスでのレンタカーの借り方
イギリスでのレンタカーの借り方ですが、正直特別なことはありません。
必要なのは、
- 国外運転免許証
- 日本の運転免許証
です。
国外運転免許証については、こちらをご参照ください。
外国免許・国外運転免許証関係 警視庁
日本の運転免許証があれば、即日、手続きだけで発行できます。
イギリスでのレンタカーの手配は、筆者自身は、以下のサイトで到着前日に予約しました。
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日本語にも対応していますので、便利です。
ちなみに、筆者はGreen Motionというレンタカー会社でレンタルをしました。
エディンバラ空港近くの営業所にシャトルバスで行き、手続きをしました。
借りた車は、前掲のとおり、こちらのアウディでした。
手続きに特別なことはなく、スムーズに完了しました。
イギリスで運転する上での注意点
イギリスでの運転で最も気を付けるべきものは、なんといっても「ラウンドアバウト」です。
ラウンドアバウトとは、日本語で言えば環状交差点のことです。
日本にはあまりないのでピンと来ない方も多いと思います。
ラウンドアバウトのイラストを見るとわかりやすいです。
初めて運転すると多少パニックに陥りますので、ポイントをまとめます。
- 円の中は時計回りの一方通行
- 既に円の中を走っている車が優先
- 円の中に合流する時は、円の中、右側から走ってくる車に注意すればOK
- 円の中では、外側の車線をキープすると、出やすい
- 出損なったら、慌てず、もう一周する
一度体験すれば、そう難しいものではありませんので、臆することはありません!
イギリスの高速道路の料金
海外でレンタカーを借りて運転する際に知っておかないとパニくるのが、高速道路の料金です。
有料なのか?無料なのか?
有料の場合、いくらなのか?
有料の場合、どこで払うのか?
現金で支払うのか?カードで支払うのか?
これらを知っておかないと、不安過ぎて高速道路に乗るのが億劫になります。
さて、イギリスの高速道路に関してです。
ご心配無用!
イギリスの高速道路は、ほとんどが無料です。
実際、筆者Pabloが走った約328マイル(527.865キロ)のほとんどは高速道路でした。
その全てが無料でした。
そういう意味でも、運転は非常に楽でした!
イギリスでの駐車場利用方法
海外でレンタカーで運転する際に気になるのが、駐車の仕方です。
海外でレッカーされるのは避けたいですしね。
(実は筆者Pabloはイビサ島でレンタカーをレッカーされた経験あり・・・)
イギリスでの駐車場利用方法の1つを紹介します。
イギリスには日本と同じような自走式駐車場があります。
自走式駐車場は、入り口にゲートがあり、チケットを取るとゲートが開き、数階あるフロアを自走して空いているスペースに駐車するという駐車場です。
イギリスでの自走式駐車場利用方法は、日本と同様です。
【入庫方法】
▼まず、入場口のゲートでパーキングチケットをとります。
あとは、空いている枠に駐車するだけです。
【出庫方法】
▼出口案内に従い、出口ゲートまで自走します。
▼入庫時に受け取ったチケットを入れます。
▼料金が表示されますので、利用料金をクレジットカードで支払う。
以上です。
非常に簡単ですね。
こういったタイプの自走式駐車場も散見されますので、駐車も問題ないでしょう。
まとめ
●イギリスは、「右ハンドル左車線」で、日本と同じなので運転しやすい
●英語圏なので、何かあっても何とか対応できる
●イギリスで運転するためには、国外運転免許証が必要
●イギリスでのレンタカーの手続きで特別なことはない
●ラウンドアバウトには気をつけろ!
●駐車も、自走式駐車場利用で問題なし
ガイドブックにも載っていない名もない素敵な景色に出会うことができます。
その時間は本当に特別です。
前述のように、イギリスは比較的運転がしやすいです。
思い切ってレンタカーをして、自由に走り回りましょう。
※ルールを守って安全運転で楽しみましょう。