本格的に陸マイル活動を開始して以降、ようやく夫婦揃ってのヨーロッパ旅行が実現しました。
こちらの記事で紹介したように、
飛行機:陸マイル
宿泊費:マリオットポイント
備忘録も兼ねて、アイルランドのダブリン、スコットランドのエディンバラ、イギリスのロンドンの3都市をメインに巡った旅行記を綴ってまいります。
この記事は、その第1弾で、事前のプラニングからダブリンに到着したDay1の様子を紹介します。
ダブリン・エディンバラ・ロンドン3都市周遊旅プランニング概要
もともと当初の目的は、ANAの特典航空券で行きたいという希望もあり、ロンドンに行くことでした。
ロンドンはこれまでに数度、ストップオーバーで短い日数滞在をしていますが、物価が高いうえにポンドも高いという事もあって、あまりいイメージはありませんでした。
ただ、ここ数年のポンド安もあって、行くならこのタイミングしかないと思ったわけです。
せっかくロンドンに行くのであれば近隣の都市に行きたいという事になり、ダブリンとエディンバラとロンドンを周遊することになりました。
何気に一番楽しみだったのが、アイルランドのダブリンでした。
フライトプランと旅程
ダブリン・エディンバラ・ロンドンの3都市周遊の旅程とフライトプランがこちらです。
【フライトプラン】
①HND-FRA-DUB②DUB-EDI③EDI-LCY④LHR-HND
羽田からフランクフルト空港経由でダブリン、ダブリンからエディンバラに移動。
エディンバラからロンドンシティー空港に移動し、ロンドンヒースロー空港から羽田へ帰国というフライトプランです。
【旅程】
滞在日数は、
ダブリン:約2日
エディンバラ:約2日
ロンドン:約3日
いつも通り、1都市滞在でのんびりするという旅のスタイルは、筆者Pablo夫婦にはありません!
とにかく広く世界を見たいのです。
という訳で、7泊9日(10日?)のダブリン・エディンバラ・ロンドン3都市周遊旅に相成りました。
費用<使用マイル(ポイント) + 出費>
冒頭で紹介した通り、飛行機は基本的には陸マイル活動で貯めたANAマイルで、ホテル代はSPGアメックスで貯めたマリオットポイントを利用しました。
もちろん全てマイルやポイントでまかなえればいいですが、諸費用などはマイルやポイントでそもそもまかなえないものもあります。
使用マイル&ポイントの合計と、現金出費の合計をそれぞれ紹介します。
【使用マイル&ポイントの合計】
ANAマイル | 120,000 マイル(2人分) |
BA Avios | 8,000 Avios(2人分) |
ホテルポイント | 385,500 マリオットポイント(2人分) |
【現金出費合計】
項目 | 日本円換算金額 |
ANA特典航空券 諸費用のみ | 97,840円 |
BA 特典航空券 諸費用のみ | 4,400円 |
Ryanair 航空券 | 28,146円 |
ホテル宿泊費 ポイント +α分 | 8,820円 |
合計 | 139,206円 |
全て2人分の合計です。
現金出費の合計が2人分で、139,206円というのは格安ですね。
当時、燃油サーチャージも高かったことを考慮すると、上出来です!
これぞ、陸マイラーの本領発揮です。
いちおう、定番の誘導をさせてください。。。
ANAマイルの貯め方はこちらをどうぞ。
www.pablomile.com
マリオットポイントを貯められるSPGアメックスというクレジットカードについてはこちらをどうぞ。
www.pablomile.com
すみません。
【Day1】羽田空港~ダブリン
さあ、いよいよ旅が始まります!
Day1はもちろん移動からです。
出発は羽田空港から
0:20発の羽田-フランクフルト便を予約していたため、22:00頃羽田空港に到着しました。
夜遅くの空港って、なんか特別感があっていいですよね。
この時、ANAダイヤモンド会員であった筆者Pabloが向かうのは、華麗なチェックイン後の"ANA SUITE LOUNGE"です。
目的は大きく2つ。
「Dining hを体験する事」と「シャワーを浴びる事」。
当時、SUITE LOUNGEは何度か利用していましたが、出張等で深夜便を利用することは皆無だったため、Dining hの利用はこの時、お初でした。
奥さんも、もちろん、初めて。
「SUITE LOUNGEに唐揚げとか、焼きそばとかがない」と嘆く奥さん(笑)を、半分無理矢理、Dining hに引きずり込みます。
22:00過ぎにDining hに行きました。
が、待ち時間発生中。
時間に余裕を持って到着していたため、シャンパンを頂きながら、優雅に待ちます。
10分程度で、呼び出され無事に着席。
ところが!
食べたかった肉料理が数量限定のため、売り切れ・・・
そのかわりに、こちらの料理を頂きました。
残念ながら、何の料理を食べていたかも思い出せないくらいの味でした。
まぁ、個人的には、Dining hは並ぶほどのものではないなというのが正直なところです。
そんな感想を残しつつ、機内に乗り込みます。
機内では、前日のオンラインチェックインで、夫婦ともにプレミアムエコノミーを確保していたこと、深夜便であったこともあり、珍しくがっつり爆睡できました。
プレミアムエコノミーへのアップグレードに関しては、こちらの記事をどうぞ。
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フランクフルト空港での乗り継ぎ
深夜の羽田発フランクフルト行に搭乗していたため、ドイツのフランクフルト空港に到着したのは、早朝。
乗り継ぎの3時間くらいでやることと言えば、ひとつ。
ルフトハンザ航空のセネターラウンジに行くことです!筆者はこのラウンジが大のお気に入りなんです。
ルフトハンザセネターラウンジについてはこちらの記事をどうぞ。
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早朝だったということもあり、ラウンジ内はガラガラ。
窓から、日本に向かうANAの機体もおがめました。
セネターラウンジの好きなところの1つは、ドイツビールを飲めること!
ドイツビールのサーバーが2つも用意されています。
というわけで、早朝ビール修行です!
選んだのはもちろん(?)ヴァイスビール!!
ANAの機体と謎の乾杯です。
さて、満足したところで、いよいよ目的地ダブリンに向かう事にします。
乗り込むルフトハンザ機にご挨拶。
いざ、未踏の地、アイルランドダブリンへ!
アイルランド・ダブリン空港到着
フランクフルト空港から約2時間のフライトで、アイルランド・ダブリンにあっさり到着。
ダブリンは、アイルランドの首都です。
ダブリンは、"アイルランドの政治・経済・交通・文化の中心地で、アイルランドの全人口の3分の1がダブリン首都圏に集中するアイルランド国内最大の都市"です。
詳細は以下をご確認ください。
ダブリン - Wikipedia
空港に着くなり、アイルランドらしい広告を目にします。
アイルランドと言えば、アイリッシュウィスキー。
その代表ブランドであるJAMESONの広告です。
徐々にテンションが上がってきます。
そして、Baggage Claimで面白い看板を見つけました。
アイルランドの国旗をモチーフにした、左側通行の注意喚起看板です。
海外のこういう看板好きです。
この看板の通り、アイルランドは日本と同じく左側通行です。
ダブリン空港からダブリン中心地までの移動
ダブリン空港からダブリンの中心地までの移動は、バス利用が便利で安いです。
所要時間は、交通状況にもよりますが、40分ほどです。
運賃も片道6ユーロと安く、非常便利です。
空港内のBus & Travel Informationで、旅行者用交通系ICカードのLeap Visitor Cardというものを購入し、それを使って乗車しました。
目指すは、ダブリン中心地のバス停"College Green & Temple Bar"
旅行者Youたちとともに、バスに揺られます。
車窓をぼーっと眺めながら。
ダブリン中心地到着
バスに揺られ、40分ほどでダブリン中心地の"College Green & Temple Bar"に到着です。
さすがに人が多いです。
宿泊するホテルは、歩いて3分ほど。
かの有名なトリニティカレッジの前を横切りますが、こちらも観光客でいっぱい。
街並みもいい!
さーて、観光意欲が湧いてきた!!
とりあえず、ホテルへ。
滞在ホテル ウェスティンダブリンにチェックイン!?
さて、宿泊ホテル「ウェスティンダブリン」に到着です。
とりあえず、ホテルにチェックインを試みます。
が、チェックインできませんでした。
それもそのはず。
到着時、まだお昼前で、チェックアウトのお客さんがフロントに散見される状況・・・
という訳で、荷物だけ預かってもらい、ダブリンの街中に繰り出すことにしました!
まとめ
●深夜便は効率がいい
●Dining hは個人的には並ぶほどの価値はない
●フランクフルト空港にあるルフトハンザセネターラウンジはやっぱりいい
●ダブリン空港から中心地への交通手段はバスが安くて便利
「その1」がダブリンに着いただけで終わっちゃった・・・
次回「その2」はアイルランド・ダブリンの街の様子をふんだんに(?)紹介しています。
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番外編 おすすめアイルランド紀行本
筆者は、旅行に行く前に行先の紀行文を読むのが好きです。
その土地の文化や歴史を知っておくことで、訪れた際の理解度も断然に深くなることを体験しているからです。
アイルランドに行かれる方は、是非、歴史小説の大家、司馬遼太郎の「街道をゆく」シリーズの「愛蘭土紀行*1」を読んでみてください。
街道をゆく(30)新装版 | ||||
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街道をゆく(31)新装版 | ||||
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アイルランドの歴史を、大国イギリスとの関係やキリスト教の宗派等の観点から、事細かに描き出しています。また、現在の大国アメリカとの濃い関係性も。
アイルランドという国とアイルランド人について、歴史小説の大家らしく膨大なリサーチをベースに、司馬遼太郎節を交えて描かれています。
一読の価値ありです。
*1:これで、「アイルランドきこう」と読みます。