海外の観光地に行くとよく見かけるのが、オープントップバス。
いわゆる2階建て屋根なし観光バスの事です。
今や東京でも走っているのを目にすることがあるくらい、観光地にはメジャーになりました。
実際にPabloも両親を連れて香港に行った際に、観光の1つとしてオープントップバスツアーの「パンダバス」ツアーを利用しました。
海外旅行慣れしていない両親はもちろん、最低でも年に1回海外良好に良くPablo夫婦も、この香港でのオープントップバス「パンダバス」ツアーを存分に楽しむことができました。
この記事では、香港で実際に楽しめたオープントップバスツアー「パンダバス」を紹介します。
それでは、行ってみましょう。
香港の「パンダバス」ツアーって何?
香港のパンダバスは、株式会社パンダツアーズという会社が運行しています。
株式会社パンダツアーズは、アジア・オーストラリアの都市で、日本人観光客を対象とした日本語ガイド付き現地オプショナルツアーを催行している会社です。
日本語ガイド付きのツアーが日本語のサイトで予約できるため、海外旅行に慣れていない人にとっては、非常に心強い海外旅行先での選択肢の1つになります。
海外現地オプショナルツアー予約|パンダバス 【公式サイト】
香港と言えば100万ドルの夜景。
その夜景をオープントップバスに乗って、日本語のガイド付きで堪能できるのが、パンダバスツアーです。
香港オープントップバス「パンダバス」ツアー概要
香港オープントップバス「パンダバス」ツアーの行程は、以下の通りです。

おおまかに言うと、以下の地図上のZONE AとZONE Bをオープントップバスで走り抜けるという行程です。
ZONE Aでは、ビクトリアハーバー沿いに入りながら対岸の香港島の高層ビルの夜景を楽しむことができます。
ZONE Aの途中では、地下に一瞬潜る高架がいくつかあり、その際には少しスピードを上げてジェットコースター的に楽しめるポイントがあります。
一方のZONE Bでは、電飾看板が「ザ・香港」という感じの有名な通り『ネイザンロード』をバスで走ります。
ところどころで、バスが停車して記念撮影ができるので、香港らしい風景を写真に収めることができます。
最後、女人街でバスを降車して買い物を楽しむこともできますし、女人街をバスから写真に収めるだけで降車せず、乗車場所のカオルーンホテルに送り届けてもらうこともできます。
ご覧のようにわずか1時間の行程ではありますが、香港の夜の観光がギッシリと詰まったバスツアーです。
パンダバスの魅力
パンダバスを利用する魅力は以下の3つあります。
1. 日本語のバスガイドさん付
2. バスに乗っているだけで、観光できる
3. 当日予約可能
つまり、親などの年配世代と同行している旅行の観光に適しているということです。
それぞれの魅力について少しずつ紹介します。
1. 日本語のバスガイドさん付
まず何よりうれしいのが、日本語で観光地を紹介してくれるバスガイドさん付であるという事です。
せっかくの海外旅行の景色も、「何の景色か」「どういう背景があるか」等を理解しないと、「へぇー」程度で終わってしまいます。
また、イヤホンで日本語アナウンスを聞くというタイプのオープントップバスもありますが、少し味気ないです。
このパンダバスでは、現地香港の人が(ブラック)ユーモア等を交えて楽しくガイドしてくれます。
英語が苦手、分からない人にもピッタリです。
実際に英語が全くわからない両親が、非常に楽しんでました。
2. バスに乗っているだけで、観光できる
両親くらいの年齢になると、徒歩での観光にも限度があります。
やはり体力に衰えがありますので。
そういった点でも、このオープントップバスには利点があります。
パンダバスツアーを含めたオープントップバスツアーは、多くの場合、主要な観光地を巡ります。
つまり、座って日本語のガイドを聞きながら、主要観光地を見物することができます。
それも、一気に回るので、効率的に。
そういった意味でも、このオープントップバスツアーは特にシニアに適しているとも言えます。
3. 当日予約可能
このパンダバスの最後の利点は、当日予約が可能であるという事です。
具体的には、オンラインでは当日17:00(香港時間)まで、電話ではそれ以降でも相談できます。
当日予約の利点は、両親の体調やその日の気分・予定によって参加するかどうか決められることです。
慣れない海外旅行で疲れてしまっている両親を、予約してしまっているとのことで無理矢理夜に連れまわすのも微妙です。
そういった意味で、当日予約可能であるという事は、シニアを連れた旅行では助かります。
パンダバスツアー体験記
それでは、実際に利用した際のパンダバスツアー体験を紹介します。
まずは、行程表通りに20:30にカオルーンホテルのロビーに集合です。
カオルーンホテルは、かの有名なペニンシュラホテルの「裏側」にあるホテルです。
ペニンシュラホテルに間違えて集合する人もいるようなので、気を付けましょう。
集合場所のカオルーンホテル1Fロビーで、参加者の証、パンダシールが配られますので見える位置に貼り付けましょうw
そこからは、バスに乗って、少し毒舌なガイドを聞きながら香港の夜景を楽しむだけです。
少しだけですが、夜景を紹介します。
もちろん天気次第で見える夜景も変わってきますが、百万ドルの夜景と言われる香港の中をルーフトップバスで疾走するのは、なかなか迫力があります。
行程の最後は、選択肢が与えられます。
最終立ち寄り地の「女人街」を散策するためにそこで降車して解散するか、そのまま降車せずバスの上から見物してスタート地点のカオルーンホテルに帰ってくるかです。
女人街は、旺角駅付近にある露店が立ち並ぶ通りで、安い商品が所狭しと並んでいます。
集合・解散場所のカオルーンホテルから、少し距離があります。
カオルーンホテル近辺に戻りたい方は、自力で戻る必要があります。
まぁ、地下鉄で3駅ほどですので、遠くはありませんが。
滞在ホテルやその日の疲れ具合によって、女人街で降りて散策するか・カオルーンホテルに連れて帰ってもらうかを判断しても良さそうです。実際のその判断は、女人街到着時にできますので。
Pablo一行は、両親の疲れ具合等と女人街での買い物に興味がなかったこともあり、出発地のカオルーンホテルに連れて帰ってもらいました。
このように、パンダバスツアーはバスに乗って座っているわずか1時間程度で、香港の夜の魅力をふんだんに味わう事ができます。
香港「パンダバス」のオンライン予約方法
ここからは、香港オープントップバスツアー「パンダバス」の予約方法を具体的に図解します。
先述の通り、当日オンライン予約も可能ですので、現地で当日予約することも出来ます。
※現地でも当日予約をしやすいように、スマホページでのオンライン予約方法を紹介します。パソコンでも大きくは変わりませんので、参考にはなると思います。
●まずは、こちらにアクセスしましょう。
●トップページを下にスクロールし、
●「売れ筋!ランキング」の1位に表示されている「【香港】20:30発 | オープントップバス」を押下します。
●当該ツアーの詳細ページに遷移しますので、下にスクロールすると料金プランが表示されます。
※パンダバスツアーには、以下の3つの料金プランがあります。
今回は、実際にPablo一行が予約した『グループ割』で予約方法を紹介していきます。
●任意の料金プラン部で、「参加人数(大人・子供・幼児)」「参加日」「集合場所」を入力しましょう。
※「参加人数」
大人・子供(2歳以上10歳以下)・幼児(0歳・1歳)の人数をそれぞれ入力します。
【記入例】大人4名参加の場合、「大人」に「4」という数字のみ入力しましょう。子供・幼児がいる場合も、同様です。子供・幼児がいない場合は、その個所は空白でOK。
※「参加日」
「参加日」の入力欄を選択すると、任意の年月日が選択式で下部に現れます。
任意の年月日を選択し、「完了」を押してください。
「集合場所」
「集合場所」も、「参加日」と同様に選択式です。
基本的には、ツアー出発地の「カオルーンホテル」か立ち寄り地の「ニューワールドミレニアム香港ホテル」のいずれかから選択します。
今回は「カオルーンホテル」を選択します。
「カオルーンホテル」
「ニューワールドミレニアム香港ホテル」
●「参加人数」「参加日」「集合場所」を入力し終えたら、「カートに入れる」を押下します。
●カートに入れると、内容確認と決済処理に移ります。今回は、「会員登録せずに購入」で進みます。なお、会員登録すると次回以降の個人情報入力が短縮されます。
●このあと、個人情報を入力し、クレジットカード情報を入力すれば、予約は完了です。
ものの5分程度で、オンライン予約が完了します。
まとめ
香港パンダバスツアーは、安くはないが、当日予約可能で、日本語ガイド付きの、短時間で香港の夜を堪能できる魅力的なツアー。
年配者や日本語以外受け付けない人と一緒の旅行時には、おすすめです!
しかしながら、今回のPabloの旅のように両親を連れていたりする場合は、それを払う価値があるくらい、日本語以外が苦手な人でも、存分に楽しむことができます。
また、繰り返しにはなりますが、パンダバスツアーは当日予約も可能なため、旅行の事前に参加を決めるのではなく、現地で気分で参加可能というのも嬉しいところです。
ちなみに、それなりに海外に行っているPablo夫婦もこのパンダバスツアーを、十分楽しむことができました。
香港に行った際は、試してみてはいかがでしょうか。