陸マイラーになる際の大きな目標の1つ。
「ANAマイルで親孝行」でした。
その計画は、以下の記事で詳しく紹介しています。
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行先は香港。
両親は海外旅行慣れしておらず、英語も話すことができません。
そんな両親を連れての2泊3日の香港旅行記です。
当然、いつもの妻との自由気ままな二人旅のようには行きません。
いつもとは少し違う海外旅行です。
両親を連れての香港旅行を計画している人に、参考になればと思います。
香港親孝行旅行記 計画概要
今回の香港親孝行旅は、単純な旅程ではありませんでした。
その大きな要因が、Pablo夫婦が東京在住、両親が大阪在住というところにありました。
両親とPablo夫婦で一緒に香港に行く場合、さまざまなルートが存在しますが、両親が海外慣れしていないということもあり、両親の住んでいる大阪経由香港行きのフライトプランを組みました。
その結果のフライトプランが以下の通りです。
※KIX:関西国際空港、HND:羽田空港、HKG:香港国際空港、それぞれのスリーレターコードです。
上記の通り、香港までの短距離とは言え、両親の年齢も考慮して両親はビジネスクラス、Pablo夫婦はエコノミークラスでした。
もちろん(?)全てANAマイルを使用した特典航空券です。
1月というオフシーズンであったことも幸いして、4人(うち2人はビジネスクラス)で合計104,000 ANAマイルでした。
日程は、2泊3日。
それでは、本編へと進みましょう。
【Day1】香港親孝行旅行記
いよいよ香港親孝行旅の始まりです。
ビジネスクラスで両親を海外に連れて行けるなんで、本当に思ってもみませんでした。
長年の目標だったため、緊張とワクワクで前日は寝付けませんでした。
羽田空港~関西国際空港~香港国際空港
まずは、Pablo夫婦が住む東京から、両親が待つ関空へ移動です。
関西国際空港→香港への便NH893便に合わせるため、羽田空港→関西国際空港への移動は朝が早かったです。
1月のまだ夜が明けきらないANAラウンジで、まずは一杯。
朝イチなので、少しだけ気を使ってレッドアイ(トマトジュールを混ぜてみた)w
赤い液体をさっと流し込み、ゆっくりする間もなく関西国際空港行の飛行機に乗り込みます。
羽田空港から関西国際空港へ向かうNH93便での、一番のサプライズはシートの広さでした。
「あれ?なんか席広くない?」
予約は前述の通り、エコノミー特典航空券。
つまり、国内線区間は普通席です。
にもかかわらず、この広さ。
CAさんにカラクリを教えてもらいました。
この羽田空港から関西国際空港へ向かうNH93便に使われている飛行機は、国際線仕様のB767-300でした。
もう少しかみ砕くと、この航空機はPablo夫婦と両親が搭乗予定の香港行きに使われる機体だったのです。
国際線として利用される際には、前方席はビジネスクラスのシートになるのですが、羽田空港→関西国際空港の国内線では、プレミアムクラスの設定もなく、全てが普通席として設定されています。
つまり、同料金体で、前方席に座席指定していればビジネスクラスシートを利用でき、それ以外に座席指定していれば普通席シートの利用になるという事です。
この時、Pablo夫婦は幸いにも前方座席を指定していたため、ビジネスクラスシートを利用できました。
※ちなみにサービスは、いたって普通席のそれです。
そうこうしている間にあっという間に、関西国際空港に到着です。
関西国際空港での大きなポイントは、両親に無事に合流できるかどうか。
旅慣れしていない両親と合流するためには、「Pablo夫婦が関西国際空港で一旦制限エリアの外に出て、両親のチェックインをして、一緒に再度制限エリア内に入る」必要があります。
ANAは第1ターミナルです。
Pablo夫婦が利用してきた国内線到着口は2Fにあり、国際線カウンターは4Fです。
【関西国際空港第1ターミナル 2F】
赤枠内が、国内線到着場所です。
ここから、合流のため4Fに上がります。
【関西国際空港第1ターミナル 4F】
赤枠内Aが、ANAのカウンターです。
ANAカウンター付近で無事に合流でき、4人まとめて国際線のチェックインをしました。
香港行きのNH873便に乗り込む前も少しすったもんだはありましたが、無事に機内へ。
両親とビジネスクラスの席で別れ、Pablo夫婦はエコノミー席へ移動。
ご挨拶に来て下さったCAさんに、「両親は飛行機慣れしていないので、何か困ってそうだったらケアして頂ければうれしいです。」とお願いしたら、ちょこちょこ報告に来て下さるほどケアして頂きましたw
CAさんいわく、「楽しんでらっしゃいました」とのことで一安心です。
何の問題もなく、香港に到着しました。
香港国際空港~滞在ホテル
香港国際空港から滞在ホテルのある尖沙咀までの移動手段は、旅行前から考えていました。
いくつかある移動手段の中から、Pabloはタクシーを選択しました。
その理由は、移動人数と父親が少し足が悪いという事です。
香港国際空港から香港の街中への移動手段として、もっともメジャーなのは「香港エアポートエクスプレス」でしょう。
www.hongkongairport.com
妻と二人ならこのルートを間違いなく選ぶのですが、両親を連れて4人で荷物をもって移動することを考えると2つのデメリットがありました。
1. 香港駅や九龍駅から別の移動手段を利用する必要がある
2. 4人合計すると、結果費用が高くなる
香港エアポートエクスプレスデメリット1 香港駅や九龍駅から別の移動手段を利用する必要がある
香港エアポートエクスプレスは、確かにリーズナブルな費用で早くて便利なのですが、両親と4人でそれなりの大きさの荷物を持って利用することには、抵抗がありました。
その要因は、香港エアポートエクスプレスの停車駅にあります。
香港の街中の停車駅は、「香港駅」と「九龍駅」の2つです。
滞在予定の尖沙咀へは、九龍駅の利用が便利なのですが・・・
【九龍駅】
ご覧の通り、香港エアポートエクスプレスの九龍駅は尖沙咀から少し離れています。
つまり、九龍駅からはホテルが出している無料シャトルバスを利用する必要があります。
荷物があって両親と4人という条件を考えると正直しんどいですね。
無料シャトルバスを探すのもこの条件下ですと、一苦労ですし。
香港エアポートエクスプレス デメリット2 4人合計すると、結果費用が高くなる
香港エアポートエクスプレス の1人あたりの料金は以下の通りです。
Octopus Card利用での割引があっても、100 HKD / 人です。
4人分だと合計400 HKDかかることになります。
※HKD = 14.37円の場合、合計5,748円です。
一方のタクシー。
香港国際空港から尖沙咀への目安は、空港のタクシー乗り場にも表記されています
270 HKD
これはあくまでも目安で、メーター制にはなります。
まぁ、300HKD見積もっておけば問題ないでしょう。
さて、香港エアポートエクスプレスとタクシーの料金を4人利用時のケースで比較してみましょう。
ご覧のように、4人という利用人数を考えると「タクシーの方が安い」という事になります。
※ちなみに、3人or4人だとタクシー利用の方が賢明と言えそうですね。また2人だったとしても、70 HKD(約1,000円)の差でホテルまで直接行けることを考えると、タクシー利用の方がいいかもしれません。
という訳で、利便性・費用を考えてPablo一行はタクシーを利用することにしました。
ちなみに、空港からのタクシーは行先によってその車体の色が違います。
尖沙咀へは、赤色のタクシーを利用しました。
タクシーからの車窓も、短い香港滞在を考えると立派な観光の1つですw
目的地に近づくと、「ザ・香港」というような高層ビル群が見えてきてテンションがあがりました。
40分程度で、香港での滞在ホテル「シェラトン香港ホテル&タワーズ」に到着です。
滞在ホテル「シェラトン香港ホテル&タワーズ」
出典:シェラトン香港ホテル&タワーズ(https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/hkgsi-sheraton-hong-kong-hotel-and-towers/)
香港での滞在ホテルを選んだ基準は、「SPG系で立地がいい」というものでした。
Pabloは当時からSPGアメックスをもっていたため、旧SPGゴールドプリファード会員として扱われ、両親にもいい思いをしてもらいたいと思っていました。
また、この時、旧SPGプラチナチャレンジ中だったこともあり、SPG系ホテルに泊まって条件である宿泊数を稼ぎたいという思惑もありました。
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それに加えて、香港観光は基本的に地下鉄MTRを利用する予定であったため、その駅近という立地が非常に重要でした。
上記の条件で当てはまったのが、シェラトン香港ホテル&タワーズでした。
立地も抜群!
MTR尖沙咀駅までも、徒歩3分程度。
非常に便利な立地のホテルでした。
ホームページに載っていた印象的なエントランスの階段を目にし、チェックイン。
アサインされた部屋は、旧SPGゴールドプリファードの特典どおり少し広い・高層階の部屋に、Pablo夫婦・両親の2部屋ともアップグレードして頂けました。
特にめちゃめちゃ豪華という訳ではありませんが、必要十分な広さで清潔なお部屋でした。
また、バスタブとシャワーが別というのは、個人的にはポイントが高いです。
旧SPGゴールドプリファードの特典を両親にも感じてもらうことができてうれしかったです。
8月のプログラム統一後、一部変更がありましたがSPGアメックスというクレジットカードの威力はまだまだ健在です。
詳しくはこちらの記事をご参照ください。
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まとめ
●ANA国内線利用時に国際線機材に当たって、ビジネスクラスシートを利用できた
●CAさんに両親のケアをお願いすると、めっちゃケア&報告してくれた
●香港国際空港から香港の街中への移動手段は、案外タクシーが効率的
●SPGアメックスで両親の部屋もあわせてちょっとアップグレードしてくれた
ただ、旅行の中で移動というのは大きなウェイトを占めますので、記事も長くなってしまいました。
しかし、ANAのCAさんは本当に、ビジネスクラスに乗っている両親の世話を親身になってやってくださいました。
その節は、本当にありがとうござました。
ANA、最高!
両親が海外慣れしていない&父の脚が少し悪いにもかかわらず、問題なく滞在ホテルまでたどり着きました。
次の記事から、観光を開始します!
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