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【どうやったらなれるの?!】ANAプレミアムメンバー(上級ステータス)への道を徹底解説!目指すはプラチナ会員?ダイヤモンド?

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ANAプレミアムメンバー(上級ステータス)への道を徹底解説!


以下の記事でANAの上級会員であるプレミアムメンバーの詳細紹介と、それぞれの特典について解説しました。
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この記事では、そのANAプレミアムメンバーであるブロンズ会員・プラチナ会員・ダイヤモンド会員にどうすればなれるかを解説してきます。


それなりに厳しい道のりではありますが、その道のりを超えるだけの特典が用意されています!


それでは、さっそく行ってみましょう!



ANAマイレージクラブ プレミアムメンバー(上級ステータス)のおさらい



ANAプレミアムメンバーステータスピラミッド図



上図の通り、ANAマイレージクラブはダイヤモンド会員を頂点として4種類の会員が存在します。


その中で、ダイヤモンド会員・プラチナ会員・ブロンズ会員の3種の会員を、"ANAマイレージクラブ プレミアムメンバー"と呼びます。



前記事にも書きましたが、上級会員であるANAプレミアムメンバーには魅力的な特典がそれぞれにあります。

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プレミアムメンバーになってその特典を享受するために、「何をしなければならないか」、どんな条件を達成すればANAプレミアムメンバーになれるかをこれから解説していきます。





ANAプレミアムメンバー(上級ステータス)になるための大前提



ANAの上級会員であるプレミアムメンバーになるための大前提として、ANAマイレージクラブ会員である必要があります


ANAマイレージクラブ会員でなければマイルも貯める事も、プレミアムメンバーになるために必要なポイントを貯める事もできません。


ANAマイレージクラブの入会はこちらからどうぞ。
www.ana.co.jp




また、この機会にANAカードを発行しようという人は是非ANAカードを持っている方に紹介してもらって下さい。通常の入会ボーナスマイルとは別に、紹介によるボーナスマイルがもらえます。

紹介者にもボーナスマイルがもらえますので、紹介してくれる人にもメリットがあります。
www.ana.co.jp






ANAプレミアムメンバーになるための条件・必要プレミアムポイント数



さて、本題に入りましょう。


ANA マイレージクラブ会員として、プレミアムメンバーになるための条件は以下の通りです。

ANAプレミアムメンバーになるための道のり
ANAプレミアムメンバーになるために必要なプレミアムポイント数




1年間で指定されたプレミアムポイント数を獲得することが、ANA プレミアムメンバーになるための条件です。


1年間とは、1/1~12/31の期間をさします。


この期間に指定されたプレミアムポイント数を獲得すると、翌年の4/1より獲得したプレミアムポイント数に相当するANA プレミアムメンバーになれます。




それぞれのプレミアムメンバーになるために必要なプレミアムポイント数は以下です。

  • ダイヤモンド:100,000 プレミアムポイント(うちANA運航便利用分 50,000)
  • プラチナ:50,000 プレミアムポイント(うちANA運航便利用分 25,000)
  • ブロンズ:30,000 プレミアムポイント(うちANA運航便利用分 15,000)






例えば、2018年現在からプラチナ会員を目指すとした場合、

2018年12月31日までに、50,000プレミアムポイントを獲得する必要があります。

上記を達成したら、2019年4月1日から正式なプラチナ会員となります。



獲得したプレミアムメンバーでいられる期間は、基本的に4月1日から翌年3月31日までの1年間です。







Pabloは2年連続プラチナ会員後の、現在は、ダイヤモンド会員です。

2015年と2016年にそれぞれ、50,000プレミアムポイントを達成して
2017年には、100,000プレミアムポイントを達成したということです。


ちなみに2017年はダイヤモンド会員になるために、最後、修行をしました。
その模様はこちらをご参照ください。
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現在のPabloのダイヤモンド会員資格は、来年2019年3月31日にまでで、4月1日に失効するという事です。


さて、ではプレミアムポイントとは何か、どうすればプレミアムポイントを獲得できるかを説明していきます。





ANAプレミアムポイントについて


ANAプレミアムポイントとは


ANAプレミアムポイントとは・・・

ANAのWebサイトの文言を引用します。

プレミアムポイントは、お客様が1年間にご利用いただいたANAグループ運航便や、スター アライアンス加盟航空会社ご搭乗分について、マイルとは別に積算されるポイントです。

簡単に言えば、ANAグループ運航便・スターアライアンス加盟航空会社便に実際に搭乗すると、"搭乗マイルとは別に"貯まっていくポイントです。

もっと言えば、搭乗実績を数値化して積み上げていくものという事です。



"マイル"はあくまでも会員への還元のためのポイントです。貯まったマイルは、何かしらの特典に交換できます。


一方で、"プレミアムポイント"は上記の通り搭乗実績が数値化されたものですので、どれだけ貯まっても直接的に特典には交換できません。この"プレミアムポイント"によって、会員の序列を決めるという事です。



つまり、"プレミアムポイント"とはANAグループ運航便・スターアライアンス加盟航空会社便の搭乗実績を数値化したものです。




ANAプレミアムポイントの獲得方法



プレミアムポイントの獲得方法はずばり、「お金を払って(SKYコインでも可)飛行機に乗る」しかありません。



このブログでも何度か触れていますが、マイルは飛行機に乗らなくても貯める事ができます。


ANAカードの決済でも貯められますし、ポイントサイトを利用したLINEソラチカルートでも貯められます。
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しかしながら、このプレミアムポイントに関しては、飛行機に実際に搭乗する以外の方法では貯められません


ちなみに、当たり前ですが、マイルを使った特典航空券ではプレミアムポイントは貯まりません。




ANAプレミアムポイントの積算数



ANAプレミアムポイントを獲得するためには「実際に飛行機に搭乗する」しか方法がありませんが、どのような積算数で貯める事が出来るのでしょうか。



プレミアムポイントの計算方法
ANAプレミアムポイントの計算方法


上記のようにフライトマイルにリンクしています。


フライトマイルである(区間基本マイレージ x 予約クラス・運賃種別)に、「路線倍率」と「搭乗ポイント」を掛け合わせるとプレミアムポイント数がはじき出されます。






  • 「区間基本マイレージ」



航空会社側で定めた、区間毎のマイル数です。



例えば、前回記事の例に出した、

『羽田-伊丹』区間の基本マイレージ → 280 マイル
『成田-ニューヨーク』区間の基本マイレージ → 6,723 マイル

です。



詳細は、以下のリンクをご確認ください。

<国内線マイルチャート>
マイレージチャート | ANA国内線 | マイルを貯める | ANAマイレージクラブ

<国際線マイルチャート>
マイレージチャート | ANA国際線 | マイルを貯める | ANAマイレージクラブ






  • 「予約クラス」



簡単にいえば、高い料金のチケットほどプレミアムポイントは貯まりやすいと言えます。


国内線は、
普通席 < プレミアムクラス


国際線は、
エコノミークラス < プレミアムエコノミークラス < ビジネスクラス < ファーストクラス


の順に獲得できるプレミアムポイント数が増えます。



また、同クラスの中でもチケット種別の料金順にプレミアムポイントの獲得数が増えていきます。


詳細は以下をどうぞ。

<国内線>
マイルの積算条件 | ANA国内線 | マイルを貯める | ANAマイレージクラブ

<国際線>
マイルの積算条件 | ANA国際線 | マイルを貯める | ANAマイレージクラブ




なお、国際線エコノミークラスの予約クラスに関してはこちらの記事で詳しく解説しています。
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  • 「路線倍率」



路線倍率は、大まかに分けて3つの路線で分かれています。


ANAプレミアムポイント路線倍率



最大倍率は、国内線の2倍です。
次に多いのが、国際線のアジア・オセアニア路線で1.5倍

最も低いのが国際線のその他の路線、スターアライアンス加盟航空会社運航便で1倍です。



距離に対して最もプレミアムポイントを効率的に獲得できるのは、実は国内線なんです。

ただし、1回のフライトで獲得できる絶対数が小さいため、かなりの回数を乗らないとプレミアムメンバーにはなれません。







  • 「搭乗ポイント」



搭乗ポイントは、搭乗クラスや運賃によってもらえるボーナスプレミアムポイントです。


ただし、最高でも400ポイントですので、じつはそんなにインパクトは大きくありません。
国際線ファーストクラスでも400ポイントしかもらえません。。。


ここは、改善した方がいいかもしれませんね。







では、ここからは分かりやすいように、モデルケースを作ってみます。



◎モデルケース(1)

区間 片道 or 往復 利用運賃
6/1 羽田-伊丹 片道 特割3

ANAプレミアムポイントシミュレーション①



こちらの条件で付与されるプレミアムポイントは以下の通りです。
ANAプレミアムポイントシミュレーション②



この場合の内訳は、

"羽田-伊丹間" 区間基本マイレージ:280 マイル
"特割3" クラス運賃倍率     :75 %
"国内線" 路線倍率        :2 倍
この条件での搭乗ポイント    :400 ポイント

となります。


つまり計算式は、(280 x 75% x 2) + 400となり、合計で820プレミアムポイントを獲得できます。

同条件で往復すると、1,640プレミアムポイント獲得できます。






◎モデルケース(2)

区間 片道 or 往復 利用運賃
6/1 成田-ニューヨーク 片道 エコノミークラス 70%加算

ANAプレミアムポイントシミュレーション③


こちらの条件で付与されるプレミアムポイントは以下の通りです。
ANAプレミアムポイントシミュレーション④


この場合の内訳は、

"成田-ニューヨーク間" 区間基本マイレージ:6,723 マイル
"エコノミー70%" クラス運賃倍率     :70 %
"国際線" 路線倍率        :1 倍
この条件での搭乗ポイント        :0 ポイント

となります。



つまり計算式は、(6,723 x 70% x 1) + 0となり、合計で4,706プレミアムポイントを獲得できます。

同条件で往復すると、9,417プレミアムポイント獲得できます。



いかがでしょうか?
具体的にイメージは湧きましたか?



さて、それでは再度ANA マイレージクラブ プレミアムメンバー資格獲得の話に戻りましょう。





ANAプレミアムメンバー資格獲得への道



ANAの上級会員であるプレミアムメンバーになるために必要なプレミアムポイント数を再度確認しましょう。


ANAプレミアムメンバーへの道のり
ANAプレミアムメンバーになるために必要なプレミアムポイント


  • ダイヤモンド:100,000 プレミアムポイント(うちANA運航便利用分 50,000)
  • プラチナ:50,000 プレミアムポイント(うちANA運航便利用分 25,000)
  • ブロンズ:30,000 プレミアムポイント(うちANA運航便利用分 15,000)





具体的なイメージが持てるように、先ほどのモデルケース(1)&(2)で、何回搭乗すればいいか計算してみましょう。



ブロンズ会員への道



ブロンズ会員になるために必要なプレミアムポイントは上記の通り、30,000プレミアムポイントです。



【モデルケース(1)で何回搭乗すれば達成するか】

ANAプレミアムポイントシミュレーション①

モデルケース(1)の場合、一回の搭乗で得られるプレミアムポイントは820です。

30,000(ブロンズに必要なpp) ÷ 820(モデルケース(1)の搭乗1回で得られるpp) = 約36.6




つまり、羽田-伊丹間をこの条件で、37回搭乗すれば達成します。

言いかえれば、18往復+1回搭乗です。





【モデルケース(2)で何回搭乗すれば達成するか】

ANAプレミアムポイントシミュレーション③

モデルケース(2)の場合、一回の搭乗で得られるプレミアムポイントは4,706です。

30,000(ブロンズに必要なpp) ÷ 4,706(モデルケース(2)の搭乗1回で得られるpp) = 約6.4




つまり、成田-ニューヨークをこの条件で7回搭乗すれば達成します。

3往復+1回搭乗です。




プラチナ会員への道



プラチナ会員になるために必要なプレミアムポイントは上記の通り、50,000プレミアムポイントです。




【モデルケース(1)で何回搭乗すれば達成するか】

ANAプレミアムポイントシミュレーション①

モデルケース(1)の場合、一回の搭乗で得られるプレミアムポイントは820です。


50,000(プラチナに必要なpp) ÷ 820(モデルケース(1)の搭乗1回で得られるpp) = 約60.9





つまり、羽田-伊丹間をこの条件で、61回搭乗すれば達成します。

言いかえれば、30往復+1回搭乗です。






【モデルケース(2)で何回搭乗すれば達成するか】

ANAプレミアムポイントシミュレーション③

モデルケース(2)の場合、一回の搭乗で得られるプレミアムポイントは4,706です。

50,000(プラチナに必要なpp) ÷ 4,706(モデルケース(2)の搭乗1回で得られるpp) = 約10.6




つまり、成田-ニューヨークをこの条件で11回搭乗すれば達成します。

言いかえれば、5往復+1回搭乗で達成します。





ダイヤモンド会員への道



ダイヤモンド会員になるために必要なプレミアムポイントは上記の通り、100,000プレミアムポイントです。



【モデルケース(1)で何回搭乗すれば達成するか】

ANAプレミアムポイントシミュレーション①

モデルケース(1)の場合、一回の搭乗で得られるプレミアムポイントは820です。

100,000(ダイヤモンドに必要なpp) ÷ 820(モデルケース(1)の搭乗1回で得られるpp) = 約122




つまり、羽田-伊丹間をこの条件で、122回搭乗すれば達成します。

言いかえれば、61往復です。




【モデルケース(2)で何回搭乗すれば達成するか】

ANAプレミアムポイントシミュレーション③

モデルケース(2)の場合、一回の搭乗で得られるプレミアムポイントは4,706です。


100,000(ダイヤモンドに必要なpp) ÷ 4,706(モデルケース(2)の搭乗1回で得られるpp) = 約21.2



つまり、成田 - ニューヨークをこの条件で22回搭乗すれば達成します。

言いかえれば、11往復で達成します。




ANAプレミアムメンバー事前サービス



見事必要プレミアムポイントを獲得された人には、実は達成した翌月から該当するプレミアムメンバー特典を、正式なスタート日の事前から受ける事ができます。


それが、プレミアムメンバー事前サービスです。




例えば、早くも7月にプレミアムメンバーに必要なプレミアムポイントを達成した場合、翌8月から事前サービスを受ける事ができます。


本来であれば2018年に達成した場合、2019年4月1日から正式なプレミアムメンバーになれるのですが、達成した翌月から事前サービスを受けられるのです。


事前サービスと言えど、達成したプレミアムメンバーのほぼ全ての特典を翌月から受ける事ができます。




つまり、7月に達成した場合、実質プレミアムメンバーとしての特典を20ヶ月(事前8ヶ月+正式12ヶ月)享受できます。



これは嬉しいサービスですね。



詳細はこちらからご確認ください。
www.ana.co.jp





ANAプレミアムメンバーであるPablo的考察~おすすめのステイタス~



いかがでしょうか?プレミアムメンバーへの道は。



感覚はつかめましたか?

正直に言えば、非常に厳しい道のりです。
特にダイヤモンド会員への道は、険しすぎます。



「海外出張が年に何度かある」「国内出張が頻繁にある」という状況にない人が目指すには、相当の費用と時間を要する事になります。


どうしても欲しいという人は止めませんが、それだけの費用と時間があれば普通に旅行に行かれた方がいいような気がします。



ちなみに、Pabloは1-5月で3度の海外出張があり、すでにプレミアムポイントが40,000を超えております。。。ただ、これはこれでかなりキツかったです。



『何かを得るためには、何かが犠牲になる』ということですね。






ここで、Pablo的考察を少し。


以下の記事でも触れました各プレミアムメンバーの特典とのバランスで目指すべきステイタスを設定するのがいいと思います。
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上記事でも紹介しましたが、体験談も含めて、ブロンズ会員特典とプラチナ会員特典の差は非常に大きいとPabloは感じています。


特典の差は大きいにもかかわらず、プレミアムメンバーステイタス獲得のために必要なプレミアムポイントは20,000しか変わりません



一方、プラチナ会員特典とダイヤモンド会員特典の差は少ないとは言いませんが、それほど大きいようには感じません。にもかかわらず、必要プレミアムポイントは50,000も違います。その間の道のりは、かなり厳しいと言わざるを得ません。


つまり、Pablo的には、狙うならプラチナ会員がバランス的にも一番いいと思っています。



プラチナ会員になれば、SFCに申し込む権利ももらえますし。

SFCに関しては、また以下の記事で紹介しています。
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また、ダイヤモンド会員を経験している筆者Pabloがダイヤモンド会員になるための修行をする価値があるかどうかを考察した記事はこちらをどうぞ。
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まとめ



前述しましたように、ANA プレミアムメンバーへの道は遠く険しいものです。
その道のりの果てに達成した人には、素晴しい特典が待っています。


その価値は果てしなく大きいと思います。



しかし、ステイタス取得後飛行機に乗る予定がそれほど多くない場合は、あまりステイタスを目指しても意味がないと思います。



この上級会員ステイタスというのは、「飛行機に乗るときこそ真価を発揮する」ものです。

その点は、あらかじめご注意ください。




ANA プレミアムメンバーを目指される方は、是非とも頑張ってください!




◎関連記事です。
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