世界中でキャッシュレス化が進んで言われている現代、日本のキャッシュレス化は遅れていると言われています。
ただ、最近はクレジットカード支払いの方が、ポイント還元等でお得だという事で、クレジットカードで決済する人も増えてきていると感じます。
そんな、クレジットカードに関してです。
「みんな、クレジットカードって何を使ってるの?」
「クレジットカードって、何枚持ってるの?」
これって、結構気になりませんか?
仲のいい友達でも、メインカード、サブカードでどのクレジットカードを利用してるか知らないものです。
まぁ、友人同士でお金の話は結構タブーだったりしますね。
どのクレジットカードを選ぶかは、目的によって大きく変わってきます。
Pabloは旅行好きなので、旅行に特化したクレジットカードを選択しています。
そんなわけで、この記事では、旅行好きのPabloが利用しているクレジットカードとその選び方などを紹介します。
- 海外旅行好きPabloが利用するクレジットカードカード4選
- 海外旅行好きPablo的クレジットカード選びの4つのポイント
- 入会クレジットカード選択の鉄則 3箇条
- まとめ
海外旅行好きPabloが利用するクレジットカードカード4選
まずはじめに、旅好きPabloが使用しているクレジットカード一覧を紹介します。
【メインカード】
SPG アメックス
(スターウッドプリファードゲスト アメリカンエキスプレスカード)
【サブカード】
ANAスーパーフライヤーズ VISA ゴールドカード
(写真はJCBですが、実際のカードブランドはVISA)
【特化カード 1】
ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)
【特化カード 2】
ビックカメラSuicaカード
(写真はJCBですが、実際のカードブランドはVISA)
ご覧頂いてわかるように、完全に旅特化のクレジットカードラインナップです。
枚数も現段階では4枚で十分です。
ではそれぞれの特長と役割をご紹介しましょう。
【海外旅行好きメインカード】宿泊特化SPGアメックス
宿泊特化の最強クレジットカードと名高いSPGアメックスカードです。
【特長】SPGアメックス
100円決済ごとにマリオットボンヴォイのポイントが3ポイントが貯まり、貯まったポイントで無料宿泊に交換できます。
無料宿泊以外にも、各航空会社のマイルへも交換できます。
そのレートも60,000ポイント→25,000マイルと非常に効率がいいです。
100円決済毎に3ポイント貯まるので、実質マイル還元率は1.25%です。
無料宿泊用にマリオットボンヴォイポイントを貯めておいて、マイルが必要な時にはマイルに交換する、しかも高レートで。
また、カード継続時に無料宿泊一泊分が貰えるのも嬉しいです。
また、このカードを持っているだけで、マリオットボンヴォイ参加ホテル(SPG系、マリオット系、リッツカールトン系ホテル)の上級会員の1つであるゴールド会員になることができます。
まさに、宿泊特化の最強クレジットカードですね。
【短所】SPGアメックス
1つ目は、年会費です。何と言っても。
31,000+税は、高い部類と言わざるを得ないでしょう。
もう1つは、カードブランドがアメックスである点です。
最近は日本に限り、JCBとの提携によって、不都合がないほど日本におけるアメックス使用可能店舗は増えました。
しかしながら、ヨーロッパ等の地域ではまだまだ使える店舗が少ないのが現状です。
そのため、SPG アメックスさえ持っていれば大丈夫とは言いづらいです。
【用途】SPGアメックス
メイン決済カード、例外を除く全ての決済用として利用しています。
先述の通り、日本で普通に生活している限りほとんどの決済で使用できます。
生活費、買い物のほとんどをこのカードにて決済し、マリオットボンヴォイポイントを貯めています。
SPGアメックスに関する詳しい記事はこちらをどうぞ
www.pablomile.com
旅好き・特に海外旅行好きにはおすすめのメインカードです。
【海外旅行好きサブカード 】"ANAマイル特化" ANA スーパーフライヤーズカード(SFC) VISA ゴールド
スーパーフライヤーズ(SFC)ゴールドカードのVISAを保有しています。
主目的は何と言っても、ANAマイレージクラブプレミアムメンバーのステイタスの維持です。
【特長】ANA スーパーフライヤーズカード(SFC) VISA ゴールド
加えて年会費が、本会員16,200円・家族カード8,100円ですが、マイペースリボに登録し、年に一回でも利用すると年会費が本会員11,500円・家族カード6,000円に割引になります。(WEB明細の利用で更に1,000円割引有)
決済100円毎に1マイル貯まるのに加え、三井住友VISAのポイントをGポイント経由でLINEソラチカルートに乗せる事で、更に積算率が上がります。
また、VISAブランドのカードであるため、世界中どこでも使えると言っても過言ではないくらい広い提携網を有していて、利用にあたる利便性が高いです。
【短所】ANA スーパーフライヤーズカード(SFC) VISA ゴールド
ANAカードの三井住友VISAカードは全てに共通しますが、支払日が毎月10日で、しかも変更が出来ません。
Pabloの給料日は毎月25日です。
一般的に、給料日として最も多いのが25日です。
にもかかわらず、10日の支払日を変更出来ません。
キャッシュフローを考える上で非常に厄介です。
給料日と翌給料日のど真ん中ですよ。
是非とも、改良してもらいたいです。
こちらも、ゴールドカードのため年会費が多少はかかります。
これも人によっては短所と言えるでしょう。
ただ、ゴールドカードで、家族カードを含めて年会費20,000円以下というのは、許容範囲でしょう。
【用途】ANA スーパーフライヤーズカード(SFC) VISA ゴールド
家族カード発行は、このSFCゴールドのみです。
前述のSPGアメックスは本会員の年会費が高いうえに、家族会員の年会費も高い(15,500円+税)です。。。
とてもじゃないですが持てません。
その点、このSFCは家族会員にもスーパーフライヤーズカードメンバーの特典を享受できるというメリットがあります。
そのため、用途としては、奥さんが使う生活必需品の決済用としてが主となります。
加えて、メインカードのSPGアメックスが使えない店舗での決済用として利用しています。
前述のように、VISAが使えない店舗はほぼありませんので、ほぼSPGアメックスでの取りこぼしをほぼカバーできます。
SFCに関する詳しい記事はこちらをどうぞ
www.pablomile.com
【海外旅行好き特化カード 1】"陸マイル特化"ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)
何と言っても、このカードは陸マイルを貯める用です。
【特長】ソラチカカード
現在、飛行機に乗らず効率よくANAマイルを貯めるためのルート、LINEソラチカルートに必須のカードです。
東京メトロのポイントシステム、メトロポイントからANAマイルへ90%という高い交換率が陸マイル活動の肝です。(LINEソラチカルートでは81%の交換率)
そのルートを繋ぐというだけでも非常に有用です。
また、東京近郊に住んでいる、もしくは、働いている人には、東京メトロ利用時に毎回メトロポイントがもらえる点も嬉しいですね。
必要な電車移動にメトロplusに登録したPASMOを利用して、メトロポイントを獲得、その後マイルを獲得できます。
入会初年度は年会費無料というのもいいですね。
【短所】ソラチカカード
このソラチカカードは正直決済には向きません。
その理由は、還元率の低さです。
10マイルコースを選択すれば、1%還元、つまり100円決済ごとに1マイルとなりますが、マイルへの交換手数料が年間で5,000円ほどかかります。
年会費とは別にです。それを払うほどの還元率でもないです。
そのシュミレーションはこちらの記事でやっています。
www.pablomile.com
【用途】ソラチカカード
上記総合して、決済用としては使いません。
主な用途は、LINEソラチカルートでのマイル交換経由地としてです。
それ以外の利用として、東京メトロ利用時ですね。
完全に用途特化型カードです。
【海外旅行好き特化カード 2】ビックカメラSuicaカード
ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラが発行するオートチャージSuica機能付きのクレジットカードです。
【特長】ビックカメラSuicaカード
特筆すべきはその還元率です。
還元率1.5%です!
交通系電子マネーICカードは通勤で電車を利用する人はほぼ全員がもつ持っています。
ViewビックカメラカードはJR東日本管轄の地域に住んでいる人には、非常に有用なカードです。
年会費は500円ですが、一回でもクレジットカード利用(オートチャージでも可)すれば無料となります。
年会費無料で、還元率1.5%。
これだけで魅力的なカードです。
【短所】ビックカメラSuicaカード
残念ながらこのクレジットカードで貯まったポイントはANAマイルに交換することができません。
できれば、生活に関わる全ての出費を海外旅行に使えるポイントにできればいいですが。。。
しかしながら、このカードで貯まったポイントはJR東日本の特急券や新幹線の支払いに使えるため、まったく無駄にはなりません。
成田空港利用時の成田エクスプレスの支払いや、飛行機を使わない国内旅行の新幹線代に使えば「旅行に使える」とも言えるでしょう。
【用途】ビックカメラSuicaカード
Pabloは普段JR通勤のため、通勤用の電子マネーカードとして利用しています。
またその電子マネーをコンビニ等の少額決済時にも利用しています。
現在コンビニでの決済は、SPG アメックスをiPhoneのapple pay に入れて、Quick Pay決済をしています。
そういった意味で、このカードも特化型と言えます。
なお、iPhoneのApple pay上のsuicaで、オートチャージを設定するにはこのカードを含むビューカードが必要です。
詳しくはこちらのをご参照ください。
www.jreast.co.jp
ビックカメラSuicaカードの詳しい記事はこちらへ
www.pablomile.com
海外旅行好きPablo的クレジットカード選びの4つのポイント
海外旅行好きPabloがクレジットカードを選ぶ際のポイントは以下の4つです。
- 効率よく旅行に活かせる
- 年会費に対しあまりあるメリットがある
- 多種なカードブランドを持つ
- 多量のカードは使用しない
1. 効率よく旅行に活かせる
Pabloの場合だとホテルの宿泊に使えるポイントが貯まる、ANAマイルが貯まる事が重要です。
しかも効率よく。
陸マイル生活を始めたのも、「できるだけ費用をかけずに海外旅行に何度も行きたい」というのが動機です。
そのため、この条件は必須です!
2. 年会費に対してあまりあるメリットがある
メインカードであるSPGアメックスと、サブカードであるSFCゴールドはそれなりの年会費がかかる事は事実です。
2つ合わせると、年間50,000円程度の出費になります。
しかし、両カードともに旅行好きにはたまらない特典が盛りだくさんです。
SPGアメックスは貯めたマリオットボンヴォイポイントで宿泊費を抑える事が出来ます。しかも、SPGゴールド会員・マリオットゴールドエリートとして優遇されて。
SFCは、現在はそこまで威力を発揮してはいませんが、環境が変わり仕事で飛行機に乗らなくなった時に発揮する威力は凄まじいものがあります。
年間50,000円で、これらの特典を享受できると考えれば非常に価値があります。
ソラチカカードはマイルを貯めるために欠かせないカードです。年間20万マイルを陸マイルで貯めるために、年会費2,160円を払うのは惜しくありません。
最後にビックカメラSuicaカードですが、年会費が実質無料で還元率1.5%というだけで持ってても損はありません。
3. 多種なカードブランドを持つ
これは、全体のクレジットカード保有バランスの話です。
VISA, Master, Amexといったカードブランドはそれぞれエリアによっての強さが違います。
例えば、アメックスは日本とアメリカ以外は弱いと言えます。
南米は、VISAよりもMasterの方が強いなんてこともあります。
そのため、保有クレジットカードが1ブランドに偏っていては、クレジットカードが使えないという事態がおこってしまいます。
できる限りカードブランドが重ならないように持ちたいです。
ちなみに、Pabloは現在、Masterブランドのカードがありません。
そのため、1枚増やすかもしれません。
4. 多量のクレジットカードは使用しない
Pabloは現在、紹介した計4枚のクレジットカードを使用しています。
ポイント獲得のためにクレジットカードを発行する事はあると思いますが、使用カードは変わらないです。
4枚で充分です!
4枚でも多いです、個人的には。
多量のカード使用は管理不行き届きを招きます。
また、カードによって貯まるポイントも分散してしまいます。
全てが中途半端なポイント数だと使いづらいですよ。
入会クレジットカード選択の鉄則 3箇条
Pabloが思う使用クレジットカード選択の3つの鉄則は、以下の通りです。
- 目的を明確に
- 何枚管理できるか
- 使う地域を考慮
1. クレジットカード使用・保有目的を明確に
目的を明確にする事が最も大事です。
これが全てと言っても過言ではありません。
いかに、還元率が高くとも、自分の目的とズレていては、全く意味がありません。
Pabloの目的は、「普段のクレジットカード決済で貯まるポイントで、旅行をより有意義ものにする」です。
そのため、Pabloのクレジットカードラインナップは、かなり旅特化型になっています。
旅行にそんなに興味がない人が、Pabloと同じカードを持っても全く意味がありません。
「クレジットカードで貯まったポイントを何の目的で利用したいのか」
これが、第一です。
2. 何枚のクレジットカードを管理できるか
クレジットカードは、カードによって締め日や支払日が異なります。
変更できるものもあれば、変更できないものもあります。
カード枚数が増えれば増えるほど、管理の複雑さは増します。
もともとマメな人は、10枚でも20枚でも持てるでしょう。
しかし、複数枚のクレジットカードをきっちり管理するためにも時間を使ってしまいます。
使用箇所・店舗による最高還元率の追求も大切ですが、あなた自身の時間も大切です。
多数のクレジットカードの換算率からはじき出される金額よりも、時給換算するとあなたの時間の方がきっと高いですよ。
ですので、Pabloは最高でも5枚かなと。
しかも、決済日をできる限り合わせます。
なぜなら、そんなに綿密に管理する自信がないからです。
きちっと自己分析をして、何枚まで管理できるかを判断してから使用するクレジットカードの枚数を決めましょう。
3. クレジットカードを使う地域を考慮する
「あなたはそのクレジットカードをどこで使いますか?」
前述したように、クレジットカードブランド毎に使用に際する利便性の高い地域が異なります。
VISA、Masterは全世界的に強いと言えます。
アメックスは、当然アメリカに強いです。
JCBは日本に強いです。
例えば、いろんな国や地域に旅行に行きたいという人は、アメックスやJCBのような利用可能地域が偏っているカードだけでは非常に不便です。
そういう人は、VISAやMasterカードを一枚は持つべきです。
一方、「ハワイ大好きでハワイしか行かない」という人は、アメックスやJCB一枚でも十分事足りる可能性が高いです。
アメックスもJCBも日本、ハワイどちらもだいたいの店舗で利用できるからです。
このように、想定使用地域を考慮してカードブランドを選択する必要もあります。
まとめ
Pabloのクレジットカードラインナップはまさに、「旅特化」というのが分かりやすいですね。
Pablo自身もポイントサイトでポイントを稼ぐために、今後、上記以外のカードを発行していく予定です。
しかしながら、決済として使用するカードは紹介した旅行特化の4つのカードで揺るがないと思います。
それは、クレジットカード決済によって貯めるポイントが明確だからです。
本当にそのクレジットカードはあなたに適していますか?
ご利用は計画的に。