航空会社の上級会員になってよかったと思える瞬間、それはラウンジで過ごしている時です。
いやしい感じですが、金持ちでもない一般ピープルが利用できる特別な空間、それがラウンジです。
ラウンジは、各航空が主にその拠点国で設置していることが多いです。
昨今、メディアでも取り上げられていますが、日本のメディアに登場するのは主に日系の航空会社のラウンジです。
役得で海外に行く事が多いPabloが利用したさまざまなラウンジに関して紹介します。
今回はシカゴオヘア空港にあるユナイテッド航空ポラリスラウンジです。
ポラリスラウンジはつい最近リニューアルされたばかりということもあり、突撃してきました。
という訳で、この記事ではANAのビジネスクラス利用時にも使える、シカゴオヘア空港にあるユナイテッド航空ポラリスラウンジの紹介と、食事や飲み物・施設等をレビューします。
それでは行ってみましょう。
世界のラウンジから。
【概要紹介】ユナイテッド航空ポラリスラウンジ@シカゴオヘア空港
まずは、ポラリスラウンジの概要と合わせて、シカゴオヘア空港などについて簡単に紹介します。
ユナイテッド航空ポラリスラウンジとは
ユナイテッド航空「ポラリス」とは、ユナイテッド航空の新しい上級サービスのブランド名です。
新しいビジネスクラスのシートは「ポラリスビジネス」、ファーストクラスは「ポラリスファースト」と呼称するようになりました。
それはラウンジも同様で、これまでのブランド名(ラウンジ名)United Clubの呼称を一新し、United POLARIS lounge(ユナイテッドポラリスラウンジ)へと変貌を遂げました。
ポラリスとは、いわゆる北極星という意味です。
サービスが良くないと悪評高いユナイテッド航空が、ブランドイメージの改善のために、特にブランドイメージに影響する上級サービスの充実を図っているものと考えられます。
全てのUnited Clubが、このポラリスラウンジに生まれ変わっている訳ではありませんが、今後順次変わって行くことが予想されます。
その先駆けとして、シカゴオヘア空港のポラリスラウンジがオープンされていました。
シカゴオヘア空港(ORD)
シカゴオヘア国際空港は、アメリカイリノイ州シカゴにある国際空港です。
スターアライアンス加盟のユナイテッド航空だけでなく、ワンワールド加盟のアメリカン航空のハブ空港でもあり、2005年までは離着陸回数が世界一の空港だったそうです。
日本からアメリカ本土に旅行に行かれる際に、多くの方がこの空港を使う事になると思います。
シカゴには上述のオヘア空港のほかに国内線用のミッドウェイ空港もあります。
タクシー等で空港に向かう際は、「オヘア空港」と告げましょう。
「オヘア」というのは、エドワード・ブッチ・オヘアという第二次世界大戦時のエース戦闘機乗りのの名前だそうです。
ちなみに、「ミッドウェー」はかのミッドウェー海戦の勝利を祝ってつけられたとの事です。
アメリカにとっても第二次世界大戦という戦争が以下に大きな存在であったかが分かります。
ラウンジ@シカゴオヘア空港
先述したように、2017年2月下旬にシカゴオヘア空港を訪れた際はポラリスラウンジは改修工事中でした。
その時は日本行きが出発するCゲート側に利用できるラウンジがなくなっており、Bゲート側のUnited Clubを利用するように言われました。
Bゲートは短距離路線のアメリカ国内発着の便が多く、そのUnited Clubもかなりしょぼかったです。
直近の7月の出張時には、待望のポラリスラウンジがオープンしていました。
なお、ポラリスラウンジの利用条件として、「国際線ビジネスクラス以上利用者」である必要があります。
Pabloの場合は、この時、ANAアップグレードポイント使用によるビジネスクラスへのアップグレードをしていたため利用できました。
ポラリスラウンジがある場所
シカゴオヘア空港のポラリスラウンジは、C18ゲートのすぐ近くにあります。
C18ゲートは、セキュリティーエリアを抜けたBゲートからCゲートへの連絡通路を渡ったすぐ近くです。
ANAの日本行きはC10ゲートが多いので、便利です。
【レビュー】ユナイテッド航空ポラリスラウンジ@シカゴオヘア空港
それでは、これからシカゴオヘア空港にあるユナイテッド航空のポラリスラウンジの紹介とレビューをしていきます。
僭越ながら、評価をしてみたいと思います。
上から目線を承知で先に感想を述べさせてもらうと、
やるじゃん、ユナイテッド!
もともとハードルが低かったということもあり、内容は非常に良かったです。
施設
最近リニューアルされただけあって、施設自体は新しく清潔でした。
ラウンジ全体のスぺースも広くかなりゆったりとしたつくりになっています。
非常にリラックスする事ができます。
●エントランス&受付
エントランスは新しいポラリスラウンジのロゴを配し、シンプル&クリーンでした。
また、受付周辺はラウンジ内の豪華さを期待させる雰囲気がありました。
受付前のテーブルセットも非常にセンスが感じられました。
座席①
座席②
座席③
座席も様々なタイプが用意されており、それぞれがゆったりとした配置をされていました。
長時間の利用もまったく問題ないほどのゆとり感でした。
長時間のフライトを控えている利用者にとって大切な施設、シャワーもありました。
今回はシャワーをつかわなかったため、シャワールーム自体は撮影出来ておりません。
わーしゃー
トイレは全て個室です。
女性の人は「当り前」とお思いでしょうが、男性にとっては当り前ではありません。
写真上の奥に続く部屋は全てトイレです。
スゴイ数の個室がありました。
この他にWiFiも当然あり、パスワードを入れるタイプでした。
速度も問題なく、ストレスフリーでした。
施設は何不自由はなく、非常に気持ちよく過ごせる空間でした。
そのため、施設は良の◎と評価します。
ドリンク
これは要検証です。
Pabloはユナイテッドのラウンジ全てにおいてアルコールが有料だと思っていました。
が、ある方から貴重なご指摘を頂き、「一部アルコール有料説」と「ラウンジによって違う説」が浮上しています。
この空港へは仕事の関係で再訪することは間違いないので、その際に検証してみます。
この日のラウンジ利用時はアップグレードポイントでのビジネスクラスアップグレードを行っていたため、機内でのアルコール類やを楽しみにしていたため、トニックウォーターしか飲んでいません。
ノンアルコールドリンクは冷蔵庫から勝手に取れるタイプで全て無料でした。
アルコール類はカウンターで頼むタイプでしたが、今回はオーダーしませんでしたのでまた次回に検証します。
そのため、ドリンクは○という評価にしています。
フード
続いてフードです。
こちらも種類が豊富でした。
残念ながら味見はしていないのですが、とにかく種類が多かったです。
これまでいくつかUnited Clubを利用しましたがその中ではダントツの種類の豊富さと見た目のクォリティーがありました。
そのため、◎としています。
混雑具合
現地時間14:30頃から利用していましたが、スペースが広いこともあり、混雑していたという印象は全くありません。
非常にゆったりとした空間でリラックスする事ができました。
混雑はしていなかったと言えます。
しかしながら、他の時間も検証する必要があります。
そのため、評価は○、普通としています。
総合評価
上記4点を総合して評価します。
ずばり、「素晴らしい」部類に入ると思います。
先述したように、まさに「やるじゃん、ユナイテッド」です。
期待していなかっただけにうれしい誤算です。
施設はできたばかりで新しく清潔ですし、スタッフも感じよかったです。
また、ドリンクとフード類が充実しており、長時間滞在も可能です。
合わせてシャワーも完備されており、長時間フライトも怖くありません。
総合して、「素晴らしい」です。
まとめ
シカゴオヘア空港のポラリスラウンジを使う価値は大いにあります。
これまでユナイテッド航空が展開していたヒューストンようなUnited Clubとは一線を画します。
やはり、以前に紹介したルフトハンザのSenatorラウンジほどではありませんが。
www.pablomile.com
繰り返しにはなりますが、シカゴオヘア空港は日本からアメリカ本土各地へ赴く際に多くの方が利用されると思います。
シカゴオヘア空港を利用される際は、是非ともこのポラリスラウンジを利用してみてください。
ユナイテッド航空のイメージが変わるかもしれません。
こちらもよろしければどうぞ。
ラウンジ カテゴリーの記事一覧 - pablomile.com