航空会社の上級会員になってよかったと思える瞬間、それは航空会社のラウンジで過ごしている時です。
いやしい感じですが、金持ちでもない一般ピープルが利用できる特別な空間、それがラウンジです。
特に出張でエコノミークラスに搭乗する際は、特にそのありがたみを実感します。
ラウンジは、各航空が主にその拠点国で設置していることが多いです。
昨今、メディアでも取り上げられていますが、日本のメディアに登場するのは主に日系の航空会社のラウンジです。
役得で海外に行く事が多いPabloが利用したさまざまなラウンジに関して紹介します。
今回はシカゴオヘア空港ターミナル2にあるユナイテッド航空のラウンジ"United Club(ユナイテッドクラブ)"です。
以前の記事で、ある方から、ご指摘を頂いたアルコール類の提供に関しても検証してきました。
それでは行ってみましょう。
世界のラウンジから。
ユナイテッド航空ラウンジ”United Club(ユナイテッドクラブ)”@シカゴオヘア空港ターミナル2
まずは、シカゴオヘア空港ターミナル2のユナイテッドクラブの概要について紹介していきます。
ユナイテッド航空ラウンジ"United Club"とは
United Club(ユナイテッドクラブ)はユナイテッド航空が展開するラウンジです。
アメリカ国内のユナイテッド航空が運航する空港にはだいたいと言っていいほどあります。
日本でも成田空港の第1ターミナルにもUnited Clubはあります。
今回はORD(シカゴ・オヘア空港)ターミナル2にあるUnited Clubを利用しました。
シカゴオヘア空港にあるユナイテッド航空ラウンジUnited Club
シカゴ・オヘア空港はユナイテッド航空のハブ空港の1つで、ターミナル自体が非常に大きいです。
シカゴ・オヘア空港については、以下の記事で紹介していますので本記事では割愛します。
www.pablomile.com
シカゴ・オヘア空港の中には、現在、計4つのUnited航空が展開するラウンジがあります。
※マップ上の紺色の●がUnited Club、黄色の●がポラリスラウンジです。
※現在は、Terminal 1のConcourse C C16付近のUnited Clubはクローズしています。改装が終わりオープンしています。
内訳は、1つがポラリスラウンジ・残りの3つがUnited Clubです。ポラリスラウンジに関しては、前掲の記事をご参照ください。
ポラリスラウンジとUnited Clubの簡単な違いは以下の通りです。
ポラリスラウンジ・・・国際線ビジネスクラス・ファーストクラス利用者用
United Club・・・国内線ビジネスクラス・ユナイテッド航空を含むスターアライアンス上級会員用
このときPabloが利用したのが国内線のエコノミークラスでしたが、ANAの上級会員(スターアライアンスゴールド会員)であるためUnited Clubを利用できました。
そんなラウンジの中で、今回はターミナル2のF8ゲート近くにあるUnited Clubを利用しました。
United Club@シカゴオヘア空港ターミナル2 F8ゲート付近
シカゴオヘア空港のターミナル2は、ユナイテッド航空の"United Express"やAir Canadaが発着する近距離路線ようのターミナルです。
少し話が逸れますが、ターミナル2は注意が必要です。
United Expressの航空券にT2と書いてあっても、T1から入場する必要があります。
なぜなら、United用のセキュリティーゲートがT1にしかないからです。私は、T2に行って「どっから入るの?」って聞いたら、T1に行ってと言われてしまいました。時間に余裕があるときは問題ありませんが、時間に余裕がない時はこの違いはクリティカルになります。
さて、このターミナル2のUnited ClubはF8/F10ゲート付近にあります。
United Club@シカゴオヘア空港ターミナル2をレビューしてみる!
僭越ながらこのUnited Clubの評価をしてみようと思います。
全体の評価は以下の通りです。
施設 | ○ |
ドリンク | ○ |
フード | △ |
混雑具合 | ○ |
それでは、上記それぞれの項目についてみていきましょう。
施設
施設 | ○ |
ドリンク | ○ |
フード | △ |
混雑具合 | ○ |
施設は○の評価にしていますが、特に何かが悪かったというわけではありません。
国内線がメインの近距離路線用のラウンジのため、特に大きくもなく、シャワー等の設備もありません。
ただ、Wifi等の必要最低限の設備は整っており、普通には過ごせます。
受付も普通に感じよかったです。
バーカウンター等もあります。
ただ、何か特別なものがあるわけではないため、評価は"○"にしています。
ドリンク&フード
施設 | ○ |
ドリンク | ○ |
フード | △ |
混雑具合 | ○ |
ドリンクを○にしたのには理由があります。
これまで、勝手な思い込みでUnited Clubはアルコール類の飲み物が全て有料だと思っていました。
しかし、ある方のご指摘によって再検証したところ、一部は無料であることが分かりました。
ドリンクで有料なのは、一部のプレミアムスピリッツを使用したカクテル・ワイン・シャンパン類です。
有料アルコールドリンクはメニューがあり、その一部を写真に収めました。
そもそもお酒に詳しくないPabloは無難にビールを頼みました。こちらは、無料です。
近距離路線で、必要最低限のアルコールドリンクを無料で飲めるため評価は"○"としています。
ちなみに、アルコールドリンクは前掲の写真に写っていたバーカウンターで頼むことができます。
フードに関しては、以下の写真に写っているだけです。
まぁ、ANAの国内線でもフードは基本的にありませんので、こんなもんでしょう。
評価は"△"としています。
混雑具合
施設 | ○ |
ドリンク | ○ |
フード | △ |
混雑具合 | ○ |
混雑具合は、平日の朝だったためかなり空いていました。
当然、時間帯によって変わってくるのでしょうが、ターミナル2はユナイテッド航空にとってはメインターミナルではありません。以下の図にもある通り、基本的にはターミナル1が国内線でもメインになります。
こちらのターミナル2はUnited ExpressとAir Canada用ですので、ターミナル1と比較してそもそも利用者が多くないです。
時間帯が変わっても、大きく混雑具合は変わらないように思いました。
ラウンジはやはり混雑していると居心地が悪いため、あまり混雑しないであろう事を考慮して評価を"○"にしています。
総合評価
施設 | ○ |
ドリンク | ○ |
フード | △ |
混雑具合 | ○ |
上記4点を総合的に評価します。
国内線(近距離路線)用のラウンジと考えれば、及第点と言えるでしょう。
日本での国内線利用時でも、ラウンジにはそんなに期待はしません。
「居心地が良くて、Wifiが通じて、飲み物や食べ物が必要最低限ある。」
それで十分です。
そういった意味では、このUnited Club@シカゴオヘア空港ターミナル2は悪くないラウンジであると言えます。
まとめ
ユナイテッド航空ラウンジUnited Clubで一部アルコール類を無料で飲めることを知っただけでも収穫ありでした。
長距離路線でシカゴ・オヘア空港まで飛んで来て、そこから短距離路線でアメリカの他の地域へ移動する束の間に、ラウンジを利用できるのは非常にありがたいです。
このラウンジを評価する際に気をつけなければならないのが、あくまでも「国内線・近距離路線用」であるということ。
繰り返しにはなりますが、ANAでも国内線用のラウンジは特筆すべきことはありません。
そう考えるとまったく問題ないラウンジを提供してくれていると言えます。
ユナイテッド航空は日本では非常に悪いイメージがありますが、過度な期待さえ持たなければ全く問題ないラウンジを提供していると言えるでしょう。
最近ユナイテッドのことが嫌いじゃないPabloがお伝えしました。