都市に旅行に行った際に、最も便利な交通手段は、一般的に地下鉄であることが多いです。
大都市香港もそれは同じで、地下鉄MTRを乗りこなすことが出来れば主要な観光地にストレスなくいくことができます。
一般的に地下鉄の利点は、
・安い
・渋滞がない
移動の費用が安く上がることでその費用分を他に回すことができますし、極論をすれば次の旅行の資金にもなり得ます。
また、地下鉄には渋滞がないので、時間の有効活用にも繋がります。
つまり、地下鉄の利用はいいこと尽くめです。
この記事では、香港の地下鉄MTRを、便利なオクトパスカード(八達通)ではなく、切符を買って乗る理由と方法を紹介します。
それでは、行ってみましょう。
香港地下鉄MTRを、オクトパスカードではなく、なぜ切符で乗るのか
実際に、香港の地下鉄MTRを切符を購入して乗車する方法を紹介する前に、なぜ非常に便利とされている「オクトパスカード」を利用しなかったのか?を紹介します。
オクトパスカードは、簡単に言えば、日本のSuicaなどの交通系ICカードです。
日本のSuicaと同様に、交通機関だけでなく、コンビニやスーパーなどの小売店でも幅広く利用できます。
実際に、多くの香港通がオクトパスカードを推奨しています。
オクトパスカード(八達通)については以下のサイトをご参照ください。
www.octopus.com.hk
それなのに、Pabloがオクトパスカードを利用せずに、切符を買って地下鉄MTRに乗ったのは、以下の5つの理由からです。
- 地下鉄MTRに乗る機会が限られていた
- コンビニやスーパーでの買い物はクレジットカードでする
- 現金でのチャージが面倒
- 余ったチャージの返金が面倒(あまらさないように調整するのも面倒)
- 購入後3ヵ月未満でのチャージの返金にHKD 9の手数料がかかる
つまり、使用頻度に対して面倒が多かったので、毎回切符を購入してMTRに乗るという決断をしました。
「香港が大好きで頻繁に行く」という人はオクトパスカードを利用したほうが得策かと思いますが、次、香港にいつ行くかもわからない人はオクトパスカードの購入は「・・・」という感じです。
香港地下鉄MTRに切符を買って乗る方法
それでは、香港地下鉄MTRの切符を買って乗る方法を紹介します。
MTRの切符購入方法
地下鉄MTRの切符の購入方法から紹介してまいります。
●まずは、地下鉄の駅に行き、改札前にある切符販売機を探します。英語で"Single Journey Ticket Issuing Machine"と書いてある機械です。
●販売機の路線図がタッチパネル(?)式になっていますので、目的地の駅の〇印を押しましょう。この場合は、尖沙咀に行きたかったので、尖沙咀の駅の〇印を押しました。
手タレ:Pabloの奥さん
●すると、目的地と目的地までの運賃が表示されます。1人分を購入する場合は、お金を入れれば切符を購入できます。(今回は4人分を一気に購入する方法を紹介します。)
●青い「多張 Multiple」マークを押します。
●購入したい人数を選択します。この時は大人4人だったため、「成人」の列の「4」を選択しました。
●選択した人数分の合計金額が表示されますので、現金を投入します。
●切符販売機下部の切符受取口に、購入人数分の切符(ICカード)ができてきますので、忘れないように受け取りましょう。
これで切符購入の完了です。
MTRの乗車方法
●切符を購入したら、改札機に向かいます。
●改札機上部の黄色のボックスに、購入したICカードの切符をタッチすると前方のバーのロックが解除され、回るようになりますので、バーを押し進みます。
●目的地に向かう電車に乗り、目的地の駅で降車しましょう。
●降り駅の改札出口では、このICカードの切符を挿入する箇所がありますので、挿入しましょう。
まとめ
●訪問頻度に応じて、交通系ICカードを購入するかを決めるべし
●香港のMTRは、切符購入も簡単
決してそれ自体を否定はしませんが、その都市の訪問頻度や公共交通機関の利用頻度によっては、毎回切符を購入する方が得策なことも多々あります。
そのICカードで買い物ができると言われても、クレジットカードが使えるのであればあまり意味がありません。
これまでにPablo自身も実際に様々な都市で交通系ICカードを利用しましたが、いつも最後の精算が面倒で日本までもって帰ってきてしまいます。
そして、その所在もわからなくなってしまうことも多いです。
特に近場の香港は短期滞在も多いかと思いますので、必ずしもオクトパスカードが必要とはいいがたいです。
是非、切符購入での地下鉄MTR利用も検討してみてください。