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世界の人々と繋がるために英語を話す上で大切な事。Pablo的外国語論(特に英語)。

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先日の出張から帰るシカゴの空港で目にした光景に、日本人が英語を話せない・話さない原因について考えさせられました。



Pablo自身、現在の仕事で海外出張があり、現地で英語を話しますが、正直流暢ではありません。

しかし、相手にこちらの言わんとしている事が伝わっているという自負はあります。


そんなにわけで、大変大げさですが、シカゴ空港で目にした光景をもとに、Pablo的外国語論を展開していきます。



シカゴ空港で目にした光景



海外出張の帰りの空港シカゴオヘア空港で、その光景を目にしました。


その時、機材繰りの問題で出発時間が少しディレイしていました。

搭乗口付近では、ANAのグランドスタッフの方が搭乗者にその旨を伝えるべく英語と日本語でアナウンスをしていました。



その時、私のすぐ横に立っていたアメリカ在住の現地駐在家族のお母さんが、その子どもに向かって、


「すごい英語棒読みだね〜。あんなんじゃわかんないよね~。クスクスw」

と言いました。





この言葉にPabloは凄い違和感を感じました。


完璧な英語でなければならないのか?
流暢な英語でなければならないのか?




そもそも言語って何?


言語とは、コミュニケーションツールの一つです。

自分の考えや思いを伝えるために用いるツールの1つです。

世界各国どの地域に行っても、ツールである言語の種類は変わりますが、"言語がツール"であることに変わりはありません。





私たち日本人にとっての英語



私たち日本人は島国という特性もあり、基本的に単一民族・単一言語でありました。

容易に外国人が入ってこられる立地条件になく、日本語さえ話していれば多くの場合困ることはありません。

しかしながら、昨今のグローバリゼーションの波で日本も例外なく英語を話せる事が必要とされてきました。

高齢社会を迎える日本は、内需に限りがあり、外需を獲得する必要があるからです。


実際に、英語を話すことができる人は年々増加傾向にあると思います。
英語を話すことができる人が重宝される時代です。



しかしながら、英語は私たち日本人にとってはどこまで行っても"外国語"です。
現地に幼いころから住んでいた・留学をしていた等を除けば、基本的に私たちは"ネイティブ・スピーカー"にはなれません。


逆に言えば、"ネイティブ・スピーカー"になる必要はないとPabloは思っています。




外国語(特に英語)を話す目的



英語を筆頭とする外国語を話す目的は1つ、意思疎通を図るためです。


「こちらの想い・考えを伝える、相手の想い・考えを理解する」

そのためのツールが、外国語です。



「外国語を流暢に話すこと」自体が目的では決してありません。




日本の文化・日本人の気質



日本という国の文化・日本人の気質をPabloが語るのもおこがましいですが、一言でいえば「完璧主義」です。

もちろん、「完璧」を求める事が悪いことではありません。
こういった文化・気質が、日本を世界で有数の経済大国に押し上げたとも言えますし。


しかしながら、この「完璧主義」というのは時として非常に厄介です。

こと、この英語を話すという事においては、悪でしかないと思っています。




英語があまり流暢に話せない方は、その「完璧」でない英語を話すことが恥ずかしいと思っていませんか?

現に、Pabloは英語を「完璧」でない英語を話すことが恥ずかしいと思っていました。
今でも、英語を流暢に話す日本人の前で、ツタナイ英語を話すことは億劫です。



これこそが、日本人が英語を話すことが出来ない原因なのです。



日本人は英語がうまくない。当り前です!



前述したことを思い出してみてください。


私たち日本人にとって、英語は外国語です。
外国の人が簡単に入ってくることができない島国で生まれ育った私たちは、よほどの事がない限り日本語以外の言語を話す必要がないのです。




英語?

一部の例外を除いては、流暢に話せないのが当り前です。


誰でもはじめは、上手に話せません。



上手に話せなくて、当然なのです。
完璧に話せなくて、当然なのです。



完璧・上手に話す必要はどこにもないのです。





想いを伝える事が大切なのです。


流暢に英語を話すことができる人にも、英語があまり得意ではなく話すことができない人にも、これを理解してもらいたいです。

決して、上手に話せないことは恥ではありません。




他の国の人々の英語はどうなのか?



Pabloがこれまで行った国・これまで関わってきた外国人で、英語を母国語としない人々は完璧な英語を話していたか。


答えは、”ノー”です。


みんな、母国語の発音等に引っ張られた英語を話します。



スペイン人はスペイン語訛り、
イタリア人はイタリア語訛り、
ブラジル人はポルトガル語訛り、
インド人はインド訛り、
中国人は中国語訛り、
韓国人は韓国語訛り。



発音だけでなく、文法に関しても完璧でも流暢でもない人がほとんどでした。


それで伝わらないか?
会話ができないか?

そんな事は一切ありません。




伝わります。会話もできます。


すごい細かいところまではわからなくても、おおすじの大切な部分は伝わります。

その事が分かっている彼らは自分たちの英語が完璧ではないとわかっていて、それでもなお伝える事を、伝えようとする事を大切にして英語を話します。


十分伝わります!



誰も笑う人はいません。



日本の英語教育


日本人は少なくとも義務教育である中学で3年英語を勉強しています。
高校まで進学している人は6年、大学まで進学している人は10年もの期間英語を勉強しています。


その間の英語学習への向き合い方にもよりますが、全く話せないという人は基本的にはいないはずなのです。


This is a pen.


これも立派な英語です。






それではなぜ日本人は英語が話せない・英語を話さないのか。


それは、自分にも他人にも「完璧」を求めるからです。



中途半端な、不格好な英語を話す人を"笑う"という環境が、残念ながらあるのです。

そのため、中途半端な英語を話すことに、恥を感じてしまうのです。



何度も言いますが、初めから外国語である英語を流暢に話す事が出来る人などいません。



英語をはじめとする言語は、使えば使うほど磨かれます。

逆にいえば、使わなければ磨かれることはありません。

使う事を恐れてはいけません。






英語を流暢に話す事が出来る人に、一言物申したい!



他人の英語を笑うな!



あなただって初めは上手に話せなかったはずです。
思い出してください、その頃を。






英語が苦手な人に一言物申したい!



他人の目を気にしないで!



話しかける相手に、自分の伝えたいことを今持っている言語能力を駆使して、一生懸命伝えましょう。
伝わらなければ、どう伝わるかを考えて伝え方を変えてみましょう。

相手方も理解しようと努力はしてくれています。


結果、お互いに少しでも意思疎通ができるめちゃめちゃ楽しいですし、世界は広がります。




【番外編】英語が母国語でない国での大切なこと。



現在、グローバル化の波が広がっておりどこでも英語が"共通言語"として、多くの国で使用されています。

しかしながら、英語がどこでも通じる・どこへ行っても英語で話すのが当り前ではありません


相手が英語を話してくれないと嘆くのは、傲慢です。



ただ、私たち日本人が教育を受けている言語は基本的に英語です。
英語でしか、他の国の人とコミュニケーションを取れないというのが一般的です。

「英語を話せるか」確認することもマナーの一つです。




そして、最も大切なことは少しでもいいのでその国の言語を話す事です。

それが、その国に訪れた際の最低限の礼儀だとPabloは思います。

長い言葉を話すことはできないでしょうから、せめて、挨拶は現地語で行いましょう。



おはよう。
こんにちは。
こんばんは。
ありがとう。
さようなら。



これで十分とは言いませんが、これらは最低限現地の言葉で伝えるべきだと思います。



訪れた国の言葉で、笑顔で"ありがとう"。




これだけで、相手方が受ける印象は全く違います。

これらの簡単な文言であれば、ガイドブックに必ずと言っていいほど記載されています。
しっかり覚えて、これだけは使いましょう。




きっと破顔の笑みを返してくれるでしょう。




まとめ


これまで述べてきたのは、あくまでもPabloの考えです。
かくいうPabloも、はじめに書いたように流暢な英語を話すことはできません。

それを決して正当化しているわけではありません

継続的に学習をし、改善をしたいと思っています。




しかし、「完璧」さを求めてコミュニケーションが取れないということが一番の問題であると思ってこの記事を執筆しました。



もしかしたら、シカゴオヘア空港の家族もそういうつもりで笑っていたのではないかもしれません。




そうでなかったとしても、繰り返し言いたいことは、

他人の英語を笑うな!

他人が一生懸命伝えようとしている行為を笑うな!

という事です。




英語を流暢に話せる事は素晴らしいスキルの1つであることは間違いありません。

しかし、話す事が出来る人が話せない人より"偉い"わけではありません



話すことができる人は、ツタナイ英語で一生懸命伝えようとしている人を温かく見守って下さい。

話すことが苦手な人は、まず伝わる伝わらないにかかわらず一生懸命話してみてください。
案外、伝わりますよ。




最後に、思いの丈が強すぎて乱筆・乱文で失礼しました。
この思いが少しでも誰かに伝われば、うれしいです。



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